Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2017-01-01から1年間の記事一覧

輸送の中枢#4

それでは、今回も引き続きJR大宮のイベントからお届けしたいと思います。 写真の物体は、主制御器、CS57です(写真)。マスコンの指令に応じて動作し、モーターを制御する装置です。 従来型の抵抗制御車では、電動カム軸が回転し、抵抗をつなぎ替え制…

輸送の中枢#3

それでは、今回も引き続きJR大宮からお届けしたいと思います。 写真は、電車用のモーター、MT54Dです(写真)。出力100kwのMT46に取って代わり、103系を除く殆どの新系列電車で使用された電動機MT54の、4度目の改設計版、制御方式が…

輸送の中枢#2

それでは、今回も引き続き、JR東日本大宮車両センターからお届けしたいと思います。 写真は、塗装も新しい、内側のトラバーサ(写真)。観客を乗せ、運転されます。 合間にはミニE5系が運転されたり、忙しいです。 その、動画です。現在はこちらをメイン…

輸送の中枢#1

それでは、今回はJR東日本大宮車両センターからお届けしたいと思います。 工場の南側に、トラバーサのための広いスペースがあり、その東側に収納されるトラバーサ(写真)。体験乗車の車両からの撮影です。 やはり大宮で整備される車両数は多く、トラバー…

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それでは、今回は、宮崎県の保存車両をお届けしたいと思います。 写真は、高千穂鉄道(廃止)の、最初の団臨車両、TR301(写真)。相方のTR302と共に、イベント用に使用されました。TR500形登場で一足先に引退、高千穂線未成線跡に設置された…

Locomotive#5

それでは、今回は、秩父鉄道広瀬川原、最終回をお届けします。 写真の車両は、12系客車、オハ12 363です(写真)。「パレオエクスプレス」用か、その部品取り用か不明ですが、C58 363と同じ363号車、奇縁です。 しかし現在は運用を離脱し、…

Locomotive#4

それでは、今回も引き続き秩父鉄道広瀬川原からお届けしたいと思います。 今回は、広瀬川原の一番東の端にある、転車台(写真)。「パレオエクスプレス」専用の施設で、通常は運用を終えたC58 363が、次回の運転に備え、転向する場所です。 過去には、…

Locomotive#3

それでは、今回も引き続き、秩父鉄道広瀬川原のイベントからお届けします。 写真は、何回か取り上げた気もしますが、トラバーサ(写真)。車両を平行移動させるための機会です。 勿論今年も乗車体験がありました。 その際の動画です。 トラバーサは、会社や…

Locomotive#2

それでは、今回も引き続き秩父鉄道からお届けします。 写真は、デッキつきの電気機関車、107です(写真)。近代的な電機100形の1両、現在は引退し、広瀬川原の車庫で屋外に留置されています。 内部は見えませんが、外観は見ることが出来ます。台車(…

Locomotive#1

それでは、今回は、秩父鉄道からお届けしたいと思います。 「パレオエクスプレス」牽引機として秩父鉄道に在籍する、C58 363(写真)。機関車の多い同鉄道でも、一際目立つ存在です。 開場間もない早い時間であったので、キャブ見学の行列も短く、入る…

危険な出来事

それでは、今回は、紀勢地方の保存SLをお届けします。 新宮市の公園にある、C11 96(写真)。特段特徴の無いカマですが、恐らく紀勢中線時代から使用されていた車両と思われます。 紀勢中線の前身となる軽便鉄道は新宮が終点、ルート変遷を経て、熊野…

安定期

それでは、今回は、秋田県横手市の保存機をお届けします。 横手市の公園に突如現れる、D51(写真)。270号機で、D51標準型と呼ばれる形態、安定して生産されていた時期の車両です。 階段からキャブに入ります。 キャブの様子(写真)。少し砂埃が多…

流行#4

それでは、今回は、「仙台市電保存館」最終回です。 写真は、ボギー車であった市電の、台車(写真)。構造的特徴は、直角カルダン駆動であることです。 技術未発展の時代には、平行カルダン以外にも、直角カルダン、垂直カルダンなどの駆動方式がありました…

流行#3

それでは、今回も引き続き、「仙台市電保存館」からお届けします。 今回は、全3両の3両目、415です(写真)。近代的な外観の路面電車、仙台市では最終期のようです。 運転台(写真)。路面電車の装置に、ワンマン運転用の放送装置等が追加されています…

流行#2

それでは、今回も引き続き、「仙台市電保存館」からお届けします。 写真の電車は123、左右非対称の正面です(写真)。営団6000系のデザインの元のようでもあります。 運転台(写真)。路面電車の運転装置に、右手にワンマン運転の自動放送用の装置が…

流行#1

それでは、今回からは、「仙台市電保存館」からお届けしたいと思います。 仙台市営地下鉄南北線車庫に併設される同館は、震災後一時閉鎖されていましたが、公開を再開しています。今回は震災後の写真です。 半鋼製の電車、仙台市電1です(写真)。初号車と…

基幹工場#3

それでは、今回は、JR東日本新幹線車両センター(宮城県利府町)から、最終回です。 写真は、E5系新幹線電車のM台車です(写真)。やはりボルスタレス台車で、構造的には内側板バネ2枚+軸バネの、SUミンデン式です。モノリンクではありません。 使…

基幹工場#2

それでは、今回も引き続き、JR東日本新幹線車両センターからお届けしたいと思います。 写真は、場内の第2トラバーサ(写真)。車両の整備工場入場に使用されます。E2系車両が載っています。 同センターは東北新幹線開業に伴い開設、比較的新しい工場で…

基幹工場#1

それでは、今日からは、JR東日本新幹線車両センター(宮城県利府町)からお届けします。 今回は、「こまち」E6系、当時のS12編成先頭車の、連結器(写真)。普段はカバーが覆い空気抵抗を減らしますが、主に盛岡駅で主にE5系と併結するときに開け、…

駅前公園

それでは、今回は、保存SLをお届けしたいと思います。 山形駅近くの公園にて保存される、8620形68691(写真)。大正の名機です。米沢以北で使用されたのか、旅客用機ですが、支線区では貨物に従事した記録もあります。ヨーロッパ風のスポーク動輪…

特注品

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車両センターからお届けします。 長野車両センター中央の、トラバーサ(写真)。屋根及び側面壁があり、車両が雨等で汚れる心配がありません。 しかし、駆動部分が反対で、あまり意味が無い写真となっています。次回…

用途無し

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車両センターからお届けしたいと思います。 写真のスカ色の電車は、クモユニ143-1です(写真)。郵便・荷物電車で、電車の先頭あるいは最後尾に連結され輸送に従事していましたが、国鉄改革で郵便輸送及び鉄道小…

Pendulum

それでは、今回からは、JR東日本長野車両センターネタをお届けしたいと思います。 写真は、クハE350の台車です(写真)。T台車であることから、2ディスク+踏面片押しブレーキ、国鉄・JR伝統のウイングバネ台車となっています。 最大の特徴は振り…

復活

それでは、今回は、旧駅舎の再築を見ていきたいと思います。 九州新幹線関連工事で、惜しまれつつ解体された、JR上熊本駅。その資材を利用してか、熊本市交通局(熊本市電)上熊本電停が、当時の雰囲気を生かし再築されました(写真)。JRの旧駅を彷彿と…

Maroon#4

それでは、今回は、阪急正雀工場最終回、ED2003をお届けします。 建屋の一角には、伝統の車両たちの一部をカットモデルとして残している区画があり、そこは大体が行列になっていました。 写真は、ED2003のカットモデル、ポール集電式の電気機関…

Maroon#3

それでは、今回も引き続き阪急正雀工場からお届けしたいと思います。 阪急動態車では最古参となった、2301(写真)。2351、2302、2352の4連が、両先頭のみ残り、現在は2連です。 定速制御が出来る「オートカー」でしたが、現在その設備は…

Maroon#2

それでは、今回も引き続き、阪急正雀工場からお届けしたいと思います。 写真は、8413始め8連、「古都」です(写真)。マルーンの漆の上に描いた蒔絵のようで、凝ったラッピングです。阪急のみに可能なデザインでしょう。 同編成は、イベント時に洗車体…

Maroon#1

それでは、今回からは、阪急のイベントからお届けしたいと思います。 新京阪電鉄P-6、後の阪急京都線100形116(写真)。かつて山崎の並走区間で、国鉄のSL特急「つばめ」を捉え、悠然と抜き去った怪力の持ち主で、多くの国鉄機関士を悔しがらせま…

兵役逃れ

それでは、今回は、九州のSLをお届けしたいと思います。 肥薩おれんじ鉄道、九州新幹線「出水」駅前に、その機関車はあります、C56 92です(写真)。軽量テンダ機、長距離簡易線用の機関車です。 91号機が限定公開である関係で、見学出来るC56と…

貨物機

それでは、今日は、単発でEF60をお届けしたいと思います。 両毛線足利駅前に保存される、EF60 123(写真)。まるで現在のPFのように、首都圏のローカル貨物を牽引した同形は、セノハチ重連補機にできず、現存する数も僅かです。その、貴重な1…