それでは、今回からは、阪急のイベントからお届けしたいと思います。
新京阪電鉄P-6、後の阪急京都線100形116(写真)。かつて山崎の並走区間で、国鉄のSL特急「つばめ」を捉え、悠然と抜き去った怪力の持ち主で、多くの国鉄機関士を悔しがらせました。
春と秋の阪急正雀工場では、以前は神宝線の車両と2連でしたが、現在はP-6のみで乗車体験が行われます。
客室(写真)。2ドア固定セミクロスシート、照明は電球です。
運転台(写真)。当時一般的な電車とほぼ同じでメーターも圧力計程度ですが、残念ながらそれを眺める機会はありませんでした。しかし。助士側に回転式ハンドブレーキがあるのは分かります。
今は山崎も、JRの223系が圧倒的で、少々阪急は苦しいところですが、阪急のマルーンは心落ち着きます。ある意味、名鉄のスカーレット以上に美しい色とも言えそうです。それは、最新の(新)1000系、(新)1300系まで続いています。それは、自慢して良いと思います。
それでは、次回をお楽しみに。