Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2016-01-01から1年間の記事一覧

シーラカンス

それでは、今日は、京都鉄道博物館から、お届けしたいと思います。 写真は、クハ103 1です(写真)。「交通科学館」開館当時は101系は最先端で展示車両が無くモックアップのみでしたが、現在は103系も「旧形国電」というファンも多く、現在博物館…

電車の祖先

それでは、今回は、梅小路公園に保存される、京都市電の保存車両をお届けします。 写真は京都市電29、半鋼製の旧式路面電車で、二軸単車です。 その、運転台(写真)。原始期の電車で、今走る電車の祖先に当たるわけですが、加速はマスコンで、大型の直接…

Old And New#3

それでは、今日も引き続き「みさき公園」南海車両をお届けしたいと思います。 写真は10000系10905、南海線特急「サザン」指定席用に製造され、当初2連でしたが、4連に組成改造、初期車は運転台撤去、後期車は中間車新造で対応しました。1200…

Old And New#2

それでは、今日も引き続き、「みさき公園」の展示車両からお届けしたいと思います。 写真は7000系7041(写真)、昨秋10000系共々リバイバル塗色で登場、片引戸最終車両としての運用に花を添えました。緑のツートン塗装が、昔の南海の雰囲気です…

Old And New#1

それでは、今回からは、大阪府「みさき公園」の、南海電鉄保存車両をお届けしたいと思います。 写真は、7000系7041、片開き戸4ドアの電車の、前頭部です(写真)。現役当時の塗色のまま、保存されます。 その、運転台(写真)。昭和40年代風の各…

古きを訪ね

それでは、今回は、所変わり阪堺電軌、我孫子道の車庫のイベントからお届けします。 写真は阪堺501、全面広告の、少々新しい、しかし少々古い車両、冷房は装備されます(写真)。 その、運転台(写真)。昭和40~50年代の、低床では無い路面電車、当…

Little World#7

それでは、今日は、如何にして低床車は実現したか、という話です。 おそらく、独シーメンスの「グリーンムーバ-」を輸入して、その種明かしで驚いた、その結論が国産「グリーンムーバ-・マックス」に現れています。 写真は、「サンフレッチェトレイン」5…

Little World#6

それでは、今日も、引き続き広電のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、国産初の低床車、「グリーンムーバ-・マックス」、5105です(写真、手前がA)。広電がドイツ・シーメンス社から輸入した「グリーンムーバ-」を手本に、近畿車輛・三菱…

Little World#5

それでは、今回は引き続き広電からお届けしたいと思います。 写真は1000形1002、”Piccola”改め”Flower Train”です(写真)。国産低床車「グリーンムーバ-・マックス」の市内線用ショートバージョン、短編成の低床車です。 その、…

Little World#4

それでは、今回も広電、各地からやって来た車両をご紹介します。 今回は3002(写真、手前がA)、元西鉄北九州線の連接車です。門司から折尾まで走った市内線の、中距離も走れた路面電車です。 同形は一部筑豊鉄道にも残り、多客時は使用されているよう…

Little World#3

それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けしたいと思います。 写真は582、外観のスタイルから、元神戸市電と思われます(写真)。兵庫県近辺の市電保存車両とほぼ同一の外観です。 その、運転台(写真)。間接式マスコンに、簡易なエアブレー…

Little World#2

それでは、今日も広電から、今回は旧式車をお届けしたいと思います。 写真は101、半鋼製の電車です(写真)。旧式車の復元です。 同車の運転台(写真)。三菱製の大型の直接式マスコンに、ブレーキは回転式のハンドブレーキで、これはこれで運転は難しそ…

Little World#1

それでは、今日からは、広島電鉄関連をお届けしたいと思います。 写真は、200形238、「ハノーバー電車」です(写真)。その名のとおりドイツのハノーバー市から寄贈された路面電車で、現在もなお走ることが出来ます。 その、運転台(写真)。手前の手…

原始期

それでは、今日は、趣向を変えて、SLのキャブを見てみたいと思います。 写真のSLは、明治鉱業15(写真)、見てのとおりドイツのクラウス社製のSLです。最初期の日本の鉄道に入線、後に払い下げで同線に入線、現在に至ります。 現在も、温泉前の施設…

最末期

それでは、今回は、引き続き近鉄のイベントから、高安車庫からお届けしたいと思います。 写真右は、「アーバンライナー・プラス」21000系、21609他です(写真)。左に22600系塗色更新車が並びます。 今年は、先着順に整理券を配り、持参する…

Symphony

それでは、今日は、近鉄続きで、近鉄のトラバーサを続けて載せたいと思います。 写真のトラバーサは、近鉄高安車庫のトラバーサ、場内の牽引車に使用される車両に、「青の交響曲」の試験塗装を施し、それがイベント時にトラバーサに載せられ、展示されます(…

縁起悪いのか?

それでは、今日からは、近鉄関連の施設を見ていきたいと思います。 写真は、近鉄塩浜検修車庫のトラバーサです(写真)。この秋のイベントの撮影です。以前だと、アントで車両を載せ下ろししたり、乗車体験をしたりしましたが、何年か前に乗車体験中に地震が…

生き残りの秘策

それでは、今日も「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。 同館保存のED18 2は、元ED17 16、その元はED50 16でした。ED50の歯車比を変えED17、これを軽軸重化改造したのが(2代目)ED18です。そのために、元々B-…

進化の過程

それでは、今回は、引き続き「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。 写真の台車は、オロネ10 27の台車です(写真)。昭和30~40年代の台車、ナロネ21と同形態ですが、冷房電源を搭載していることから、ナ級では無く5t重いオ級です。…

戦前形

それでは、今日も引き続き、「リニア・鉄道館」ネタを、お届けします。 戦前に設計され戦後も一部製造された、鋼製客車、オハ35。鋼製客車としては多数派です。その、台車(写真)。平軸受で、TR23とされます。揺れ枕が台車下部にあり、それを板バネで…

最速の足回り

それでは、今回も先回に引き続き、「リニア・鉄道館」ネタをお届けします。 今日は、300系新幹線の台車、TDT203です(写真)。新幹線初のボルスタレス台車で、結果台車及びバネ下重量を減らしています。かつての東側世界の人達が見たら、「これで壊…

起源

それでは、今日も、「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。 0系新幹線は、全電動車、全部動台車です。台車は、新幹線用に設計された通称「IS式」、DT200でした(写真)。 構造は、見て分かるように、揺れ枕梁(ボルスタ)は、空気バネで…

継承

それでは、今回は、先回に引き続き、「リニア・鉄道館」の運転台をお届けしたいと思います。 写真は、100系新幹線、量産初号編成であるX2編成の、123-1の運転席です(写真)。ここも通常は公開していませんが、公開イベント時に参加したものです。…

原点

それでは、今回も、「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。 今回は、0系新幹線の先頭車、21-86の運転台です(写真)。通常は公開されていませんが、公開イベント時の撮影です。 通常は入れない場所であることから、スイッチ類の悪戯を防止…

振り子

それでは、今日も「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。 今日は、日本初の営業振り子列車、381系の先頭車、クハ381-1の、台車です(写真)。付随台車ですのでTR224で(写真)、電動車はDT42を履きます。 見て分かるとおり、揺…

平均的

それでは、今日は、再び「リニア・鉄道館」からお届けしたいと思います。 写真は、よく見慣れた、ありきたりな電車の運転台です(写真)。それもその筈、クハ111-1です。113系の母体となった111系として落成、末期には111系モハの先頭となり四…

最速機

それでは、今回は、「リニア・鉄道館」から、お届けしたいと思います。 昭和20年代、鉄道高速化の試験の一つで、東海道本線木曽川橋梁で、当時のSL列車を高速に走らせ、橋は強度を維持出来るかという試験が行われました。直線であり、スピードを出すには…

最新式

それでは、今日は阪神尼崎、最終回です。 写真は、天井クレーンに吊られる、阪神のT車の台車(写真)。見てのとおりボルスタレス台車、モノリンク式です。 昔は重厚な台車が多かったですが、今はバネ下重量軽減で格段に軽くなりました。性能は、上がったの…

最新です。

それでは、今回も阪神尼崎から、お届けします。 阪神電鉄最新形式となった、各停用青胴車、「ジェットシルバー」5700系、5702の運転台(写真)。最新だからワンハンドルと思いきや、従来車と同様のツーハンドルです。ただし、ブレーキハンドルは固定…

有効利用#2

それでは、今日からは阪神電鉄尼崎車庫からお届けします。 今回は、トラバーサ、乗車体験を行っています(写真)。最初の方は、そのまま洗車体験になだれ込んでいます。 その動画です。動く姿を見れるのは、動画ならではです。 転車台を中心に円形に造れば合…