Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大正期まで#15

それでは、今回も引き続き、根室本線旧線新内駅跡の、SLホテル跡からお届けします。 写真は、ナロネ22 153です(写真)。個室及び開放式寝台合造車、寝台特急「あさかぜ」、及び九州特急に連結された車両、日立製です。 最初は洗面台、湯と水の混合栓…

大正期まで#14

それでは、今回も引き続き、根室本線旧線新内駅跡に保存される、20系寝台車をお届けします。今回も、ナロネ21 551です(写真)。ナロネ21 51を、北海道用に耐寒耐雪構造として、+500しています。日立製です。 客室内部(写真)。全てが昼間の…

大正期まで#13

それでは、今回からは、根室本線旧線新内駅跡に設置された、20系寝台客車からお届けします。 同駅跡には、9600形SLと、20系寝台客車が3両あり、かつては「SLホテル」だったようですが、施設の老朽化で、現在は見学のみとなっています。 1両目…

大正期まで#12

それでは、今回は池北線、後の「ちほく鉄道ふるさと銀河線」(廃止)陸別の、最終回です。 写真は、現在も動態保存される、同鉄道CR75-101の、連結面(写真)。密着小型自動連結器の横には、ジャンパ栓が3つ、ホースも2つ見え、その横には電線のジ…

大正期まで#11

それでは、今回も引き続き、ちほく鉄道ふるさと銀河線(廃止)陸別からお届けします。 写真は、CR75-101(写真)。CR75に、更にイベント用設備を付加した車両です。酷寒冷地用ですが、新潟鐵工所の軽快気動車そのままです。 台車(写真)。枕バ…

大正期まで#10

それでは、今回からは、網走本線、池北線、後のちほく鉄道ふるさと銀河線(廃止)、陸別駅にて保存される車両たちを紹介していきたいと思います。 写真は、CR75-1です(写真)。多数派を占めたCR70形とほぼ同じ新潟鐵工所(現「新潟トランシス」)…

大正期まで#9

それでは、今回は湧網線(廃止)佐呂間の最終回です。 写真は、D51 565のテンダ(炭水車)、前側の台車です(写真)。板バネの軸バネ、2軸台車です。 後側の台車(写真)。こちらも同構造、ボギー車です。 小型のテンダの場合は、3軸の場合もありま…

大正期まで#8

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、D51 565の、先輪、シリンダー及びダイヤモンドヘッドです(写真)。ボイラの誘導、及び蒸気の直線往復運動を発生させる場所です。 続いて、D51 565の、動輪、主連棒…

大正期まで#7

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、同所に静態保存される、D51 565(写真)。一般形で、準戦時形では無く、安定した時期の製作です。 その、キャブ(写真)。屋外保存でかなり壊れています。ガラスも割れてい…

大正期まで#6

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、同所で保存されるDE10 1677の、2軸動台車(写真)。DT131Eとされます。 同機も現役機とほぼ同じ、古さは感じませんが、調子が悪かったのか、それともそれほどの余…

大正期まで#5

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、静態保存される、DE10 1677の、3軸側の台車(写真)。後期の簡素化された3軸台車、DT141のようです。 エンジンをチューンナップされ、SGを非搭載とした1500…

大正期まで#4

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、車掌車、ヨ8017の、車軸(写真)。ヨ8000形は二軸車のため、台車はなく、写真のように板バネの軸バネで、上下に動くようになっています。 ヨ8000形は最後の車掌車新…

大正期まで#3

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間の保存車からお届けします。 写真は、スユニ50 517の台車(写真)。TR47、軸箱支持はウイングバネペデスタル式ですが、枕バネは板バネ、かなり旧式の部類に入る台車で、スハフ44等の旧式客車で使…

大正期まで#2

それでは、今回も引き続き、佐呂間で保存されるスユニ50 517を見ていきたいと思います(写真)。 写真は、荷物室(写真)。床の金属製のスノコが特徴で、ほぼ全部の荷物車は、この床です。手荷物、小荷物を輸送する部分、トラックによる宅配便が常識の…

大正期まで#1

それでは、今回からは、北海道関連の写真をお届けしたいと思います。 写真は、国鉄湧網線(廃止)佐呂間駅跡に保存される、スユニ50 517です(写真)。郵便荷物客車、車体は新製で50系客車に分類されますが、当時の国鉄の経営状態を反映し、それ以外…

トラムの日#22

それでは、今回は広電本社イベント、最終回です。 写真は、変電所の、トランス(写真)。巨大な変圧器です。奥には、整流器があるのでしょうか。 電力は、電車の動力源です。安定供給が、安定運行に繋がります。大切な、施設です。 それでは、次回をお楽しみ…

トラムの日#21

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 写真は、元神戸市電573を改造した、運転シミュレーター(写真)。「電車講習所」の、主要な施設、イベント時に一般公開で、来客が操作体験をしていました。 その、運転台(写真)。これ…

トラムの日#20

それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントからお届けします。 写真は、電車のマスコン(マスターコントローラー)(写真)。ここで操作して主制御器を遠隔操作し、電車の加速をします。 路面電車の電圧と構造では、直接マスコンで切り替える「直接式…

トラムの日#19

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 写真は、3103Aの、台車(写真)。元西鉄北九州線車両、日立の部品が多数使用されます。軸箱支持はウイングバネペデスタル式、ボルスタ台車ですが、ボルスタアンカが目立つように設置さ…

トラムの日#18

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 写真は、元京都市電1901の台車(写真)。住友金属FS65Aです。軸箱守、枕バネはコイルバネです。 FS65では弾性車輪が使用されていたとのことですが、同形は止め、通常の車輪と…

トラムの日#17

それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントをお届けします。 写真は、国産LRTである「グリーンムーバ-・マックス」、5100形5105Aの、付随台車(写真)。モーターは無く、重量を支えるコイルバネの枕バネが見えています。 LRTが導入さ…

トラムの日#16

それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。 写真は、801の台車(写真)。陽刻で「FS83」と出ていますが、これは住友金属FS83という意味と思われます。ボルスタ台車、ボルスタアンカと、アンチローリングのためのゴムブッシュが…