Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

大正期まで#11

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 それでは、今回も引き続き、ちほく鉄道ふるさと銀河線(廃止)陸別からお届けします。

 写真は、CR75-101(写真)。CR75に、更にイベント用設備を付加した車両です。酷寒冷地用ですが、新潟鐵工所の軽快気動車そのままです。

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 台車(写真)。枕バネには住友金属のマークが入りますが、これは新潟鐵工所製NP122です。DかTかは不明です。ボルスタアンカが特徴の、新しい形の台車です。

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 反対側の台車(写真)。DかTかは不明ですが、基本構造は同じです。

 整備性が上がるよう簡易な構造としていましたが、残念ながら路線自体が維持出来ず、経営安定化基金が底をつき廃止、残念です。

 北海道の鉄道地図は、大正期の頃まで戻ってしまいました。バスの方が維持は簡単で、道路は道路管理者の責任ですから、問題も生じません。再び大廃線が発生し、まことに残念ですが、既に鉄道では維持出来ない区間もあるのでしょう。根幹の問題となっています。

 それでは、次回をお楽しみに。