Ｌｏｃｏｍｏｔｉｖｅ＃１

　それでは、今回は、秩父鉄道からお届けしたいと思います。

　「パレオエクスプレス」牽引機として秩父鉄道に在籍する、Ｃ５８　３６３（写真）。機関車の多い同鉄道でも、一際目立つ存在です。

　開場間もない早い時間であったので、キャブ見学の行列も短く、入ることが出来ました。

　機関士と助士が中での案内をしています（写真）。左側（奥）が機関士席、右側（手前）が助士席です。動態機ですので、完全に揃っています。

　ボイラは火が上がり、灼熱地獄です（写真）。今でこそ電気機関車も冷房が装備されますが、昔は扇風機のみで、ＳＬ程では無いものの大変でした。

　ＳＬは、火を入れてから動かせるまでは丸一日かかり、火の番も大変です。ＳＬ時代にはそれ専門の職があった位ですから。

　それでは、次回をお楽しみに。