Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

建築物

四国のような#4

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、整備工場の中にある、転車台(写真)。大きさは、ほぼ台車1個分で、車両の転向では無く、本台車と仮台車の交換で、本台車を台車工場に送り、仮台車に交換し車体…

その名は東京#6

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターからお届けします。 写真は、恐らく台車を輸送するため、1つずつ転向させ整列させるための、転車台(写真)。台車や輪軸用でも、立派な転車台です。3つ並び、区分も可能です。 簡単そうな施設で…

復活への道#1

それでは、今回からは、只見線関連の写真を取り上げていきたいと思います。 写真は、只見線の実現には必要であった、「六十里越トンネル」の、福島県側の坑口(写真)。正に六十里の長大トンネルで、新潟と福島の両方から建設された同線の正に中間点、最大の…

Departure#9

それでは、今回は、敦賀関連最終回をお届けします。 写真は、昔の敦賀港駅、現在の敦賀オフレールステーションの片隅の、観光駐車場にある、ランプ小屋(写真)。明治期の煉瓦造りの油庫で、記念すべき建築物です。 かつては、日本海への入口で、かつ北方へ…

今は何色#11

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘からお届けします。 写真は、工場の中心に鎮座する、トラバーサ(写真)。一度に2輌載り、横に並べることが可能です。 なお、イベント時には、1条は乗車体験に、もう1条はステージに使用され、有効に活用されま…

歴史と伝統#2

それでは、引き続き東京総合車両センターのイベントからお届けしたいと思います。 写真の鉄柱は、横須賀線逗子駅の旧跨線橋の支柱(写真)。明治期の支柱で、鉄道院新橋工場製、近代化初期の施設の一部です。 バリアフリー化で必要なくなり撤去、一部がこう…

復活

それでは、今回は、旧駅舎の再築を見ていきたいと思います。 九州新幹線関連工事で、惜しまれつつ解体された、JR上熊本駅。その資材を利用してか、熊本市交通局(熊本市電)上熊本電停が、当時の雰囲気を生かし再築されました(写真)。JRの旧駅を彷彿と…

官線の名残

それでは、今日は、「京福電鉄」改め「えちぜん鉄道」三国港からお届けします。 写真は、三国港駅少し福井方の、煉瓦アーチ橋です(写真)。しかも、線路に対し斜めに架かっていることから、「ねじりまんぼ」で、斜めにねじれて積まれているのです。 この橋…

威厳#2

それでは、今回は、先回に引き続き出雲大社関連をお届けします。 写真は、「バタ電」一畑電車の、「出雲大社前」駅舎です(写真)。国鉄・JR大社駅とは対照的な、擬洋風建築で、「薔薇窓」、ステンドグラスも入ります。建設当初はかなりハイカラな建物だっ…

威厳#1

それでは、今回は、出雲大社関連の写真を載せたいと思います。 写真は、JR大社線(廃止)の終点であった、JR大社駅旧駅舎(写真)。寺社風の風格ある立派な建築物で、正に出雲大社の玄関口として建設された、威厳のある駅です。 建物の中も営業当時に近…

明治の思い出#6

それでは、今回も引き続き「明治村」の施設をお届けします。 名鉄が、自社の物件として保存したのが、「岩倉変電所」です(写真)。岩倉は、名鉄の犬山線から、東一宮方面、小牧方面に分岐した主要駅で、今はそれらは廃止されていますが、現在も特急が停まる…

明治の思い出#5

それでは、今日も引き続き「明治村」からお届けしたいと思います。 写真の建物は、「東京駅前警備巡査派出所」で、いわゆる「交番」、東京駅前にあったようです(写真)。東京駅の赤レンガとコーディネートされた赤煉瓦の建物で、意匠も復元された東京駅と一…

明治の思い出#4

それでは、今回も引き続き愛知県犬山市の「明治村」からお届けしたいと思います。 写真は、鉄道寮新橋工場(機械館)です(写真)。初期の車両整備工場、車両そのものの入口はありませんが、部品の整備などを行った、鉄骨製の建物です。 また、中には鉄道関…

今は見られません

それでは、今日も引き続き「小樽総合博物館」からお届けしたいと思います。 写真は、転車台、本館に近い側のものです(写真)。現在も、アメリカ・ポーター社製のSL「アイアンホース」号が使用します。 その回りには、扇形庫があります。写真は、北側の三…

国内屈指(2016.11.4)

それでは、今回は、現在も残る国内屈指の大きな扇形庫をお届けします。 写真は、大分県玖珠町にある、豊後森機関区跡です(写真)。十数線あり、現存する扇形庫としては京都の梅小路について2番目と思われます。扇形庫なら米子や津山にもありますが、これだ…

元本社(2016.10.31)

それでは、今日は、門司港駅前の施設をお届けします。 門司港駅の近くにある、コンクリートのビル(写真)。何の変哲も無いビルですが、これはJR九州にとって重要であった建物です。 明治期の九州鉄道は、門司に本社を構え、その建物は現在「九州鉄道博物…

歴史的(2016.10.14)

それでは、今日は、一転、広島電鉄の施設をお届けします。 広電の、千田車庫前に本社があるわけですが、本社の裏に当たる、煉瓦の建物(写真)。雰囲気的に変電所ですが、現在変電所は隣のコンクリートの建物(写真奥)であり、この煉瓦の建物は、運転区、運…

最大級

それでは、今日は、京都鉄道博物館からお届けします。 京都に鉄道博物館が出来たのは、元は梅小路蒸気機関車館があったからで、それは元は梅小路機関区があったからです。梅小路機関区は、国内最大級の扇形庫を擁し、これは現在重要文化財になっています。 …

電車が入った博物館

記念すべき初投稿です。鉄道のブログですが、気になる構造物を、載せていきたいと思います。 最初の一枚は、何でも無い木造洋風建築、雰囲気で北海道だと分かってしまいます。北海道開拓が、アメリカ開拓に範を取ったからそうなのですが。建物は「東川町郷土…