Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2017-01-01から1年間の記事一覧

終着駅#2

それでは、今日も引き続き、近鉄宇治山田ネタをお届けしたいと思います。 写真は、宇治山田駅北方の、分岐の様子(写真)。一般には、手前にシーザスクロッシングを入れ、その先を4本に分岐させるところ、下り線側は分岐が3つあるだけですが、上り線は2番…

終着駅#1

それでは、今回は、参宮急行電鉄、現在の近鉄の、終着駅であった、宇治山田ネタをお届けしたいと思います。 国営放送でも話題になった、同駅の転車台(写真)。全線電化で、SLも無く、線路の無い転車台は、一体何? これは、観光バス用の転車台で、スロー…

Sleeper Class#6

それでは、今回は、ナハネフ22 1007の足回りを見ていきたいと思います。 台車は、TR55形、空気バネ付きの台車です(写真)。空気バネは何処と思いますが、実は心皿にあり、巨大なものです。揺れ枕はありますが、ボルスタアンカはありません。 台車…

Sleeper Class#5

それでは、今回は、福岡市の寝台車を見ていきたいと思います。 写真は、福岡市東区の公園に保存される、ナハネフ22 1007(写真)。「走るホテル」20系客車の寝台緩急車、後に九州島内の客車夜行急行に使用され、電源の12系客車対応改造をした関係…

Sleeper Class#4

それでは、今日も引き続き寝台車の紹介をしていきたいと思います。 「九州鉄道記念館」の、追加された保存車両、スハネフ14 11です(写真)。「富士」「はやぶさ」で使用された1両、愛称表示も「富士」を表示します。 後位デッキから中に入れます。 デ…

Sleeper Class#3

それでは、今日は、クハ715-1、元のクハネ581 8をお届けしたいと思います。 581系は、世界初の寝台電車として、登場しました。夜は寝台、昼は座席として利用可能、傑作でしたが、新幹線網の整備、ボックスシートであることなどから運用が減少、…

Sleeper Class#2

それでは、今日は、引き続き日田市の「富士」からお届けしたいと思います。 写真は、スハネフ14 5(写真)。一時は塗装も剥げかなり悲惨でしたが、修復が進んでいます。しかし、愛称表示のテールサインは、ありません。 オロネ側から、入ることが出来ます…

Sleeper Class#1

それでは、今回は、引き続き日田市の「富士」をお届けしたいと思います。 写真は、元オロネ25の、オロネ15 3005です(写真)。寝台特急「さくら」廃止に伴い、「富士」と「はやぶさ」が併結され、九州特急が14系に統一される際に改造編入された車…

乗務の雰囲気#2

それでは、今日は、昨日の続き、ED76 91の足回りを見ていきたいと思います。 先ずは、両端になる動台車、DT129です(写真)。基本的には同時期のED75と同じ、特に60Hz用300番代は全く同じとのことです。 しかし、異なるのは、軸重調整…

乗務の雰囲気#1

それでは、今日は、大分県日田市の車両をお届けします。 日田市の民間施設には、ED76 91と、オロネ15 3000番代(元オロネ25、「シングルデラックス」)、スハネフ14が保存されます(写真)。雰囲気は、九州島内の寝台特急で、ヘッドマークも…

工場内

それでは、今日は、三原市のSLを見ていきたいと思います。 三菱重工三原工場のエントランス近くにある、C57 76(写真)。三原工場で鉄道車両を製造していたことに因み保存されるものです。 なお、同機は同じ三菱重工でも神戸造船所で製造されたもので…

Panorama#2

それでは、今日は、昨日に引き続き、中京競馬場に保存される、名鉄パノラマカーをお届けします。 写真は再掲、7028です(写真)。当初計画では、先頭部の窓ガラスはもっと後で、車のようなボンネットが設けられる計画でしたが、洗練されたデザインに改め…

Panorama#1

「パノラマカー」といえば名鉄、名鉄といえば「パノラマカー」。多くの鉄道ファンに愛された同系は、未だ記憶に残ります。 当時の社長はパノラマカーが嫌いだったらしく、舞木検車場内と中京競馬場以外には、保存車両が残っていません。 その、中京競馬場の…

イタ飯屋

それでは、今日は、イタ飯屋の中の保存車両を、お届けしたいと思います。 名古屋市港区の、とあるスパゲッティ屋の中に、その車両は保存されます、そう、名鉄モ510形、モ515(写真)。店舗内の保存でダルマで、内部も改造されていますが、車体は紛れも…

改築中#5

それでは、今日は、JR東海浜松工場最終回、「天井クレーン」をお届けします。 浜松工場は、新幹線開業時に新幹線の整備工場に指定され、以来整備を一手に引き受けてきましたが、耐震補強の改築に併せ、天井クレーンからジャッキに変更することとなり、昨年…

改築中#4

それでは、今日は、引き続きJR東海浜松工場からお届けしたいと思います。 写真の機械は、ジャッキ、昨年の天井クレーン最終運用以降使用されるものです(写真)。JR九州では16組あり、8両編成を一度に全部車体上げして、一気に仮台車入れ、台車入れが…

改築中#3

それでは、今回は、引き続きJR東海浜松工場のイベントをお届けしたいと思います。 写真は、N700系、N700Aに使用されるパンタグラフ、TPS303です(写真)。シングルアーム、一般に「く」の字形となるところ、折り返し部がほぼカバー内で、ほ…

改築中#2

それでは、今日も引き続き、JR東海浜松工場からお届けしたいと思います。 かつてはシャトルバスのターミナルになっていた、センタートラバーサ前の広場(写真)。中心は、今まで使用されてきた、屋根付きのトラバーサです。 既に建物の改築が進み、このセ…

改築中#1

それでは、今日からは、JR東海浜松工場からお届けしたいと思います。 写真は、工場の一番端に当たる部分に設置された、新しいトラバーサ(写真)。JR東海オレンジに塗られた、屋根付きのトラバーサです。 浜松工場も、耐震補強のためとして、操業しなが…

トンネルの向こう#5

それでは、今日は、釧路市からお届けしたいと思います。 現在釧路市になる、旧阿寒町中心街にある、国鉄、後に雄別鉄道(廃止)に譲渡された、C11 65(写真)。国鉄制式機のナンバーと状態のまま、譲渡されました。 キャブ(写真)。小型のボイラ、片手…

トンネルの向こう#4

それでは、今回は、登場2回目、東川町郷土資料館に保存される、旭川電気軌道(廃止)101を、再びお届けします。 建物のスペースギリギリで収まっている同車、一枚に入れるには、超広角レンズが必要です(写真)。 奥は、鏡で、広く見せる技術があります…

トンネルの向こう#3

それでは、今回は、引き続き北海道の車両からお届けしたいと思います。 写真は、三菱美唄鉄道2(写真)、鉄道院4110形同形です。5動軸のタンク機、急勾配線区用で、同形は人吉や庭坂に配置され、肥薩峠や板谷峠越えに使用されました。 三菱美唄鉄道も…

トンネルの向こう#2

それでは、今日は北海道の2回目、岩内町のD51をお届けします。 写真は、D51 159です(写真)。公園の中に静態保存されます。 塗装に傷みはありませんが、銀色の場所までペンキが塗られ、動態化はほぼ不可能です。 キャブ(写真)。こちらも同様、…

トンネルの向こう#1

それでは、今回は、海を渡り、北海道の車両からお届けしたいと思います。 写真は、倶知安町に保存される、9600形79615(写真)、かつては「二つ目羊蹄」と書かれたヘッドマークと、2灯のライトを装備した同機でしたが、右側は喪失し、左側も傾いて…

再三再四

それでは、今日は、本州最北端の保存車両、中泊町博物館の保存機をお届けします。 同館には、森林鉄道のDLが保存されます(写真)。協三工業製、二軸の小型のDLです。 連結器はこれもピン式で、荷重による沈み込みに合わせ何段かの調整が出来る構造にな…

3度目の正直

それでは、今日は、青森県からお届けします。 写真は、弘前市の公園に保存される、D51 892です(写真)。準戦時形のD51、しかし蒸気ドームはカマボコ形になっていません。 キャブ(写真)。公園の保存ですが、水面計以外はそのままのようです。 こ…

Classic#5

それでは、遠征後初となる今回も、先回と同様のネタ、秋田県仁別森林博物館からです。 写真は、森林鉄道用ボギー式機関車F-5、酒井製作所の製造です(写真)。森林鉄道用としては大型の機関車です。 連結器はピン式で、台車が重さで沈んだ位置に合わせら…

Classic#4

それでは、長期遠征前の連載最終回は、本ブログ2回目の登場、「江戸東京たてもの園」の、都電7514をお届けします。 明治期から大正、昭和、戦後復興から高度成長期まで都内各地を走った都電、悪政のスケープゴートにされ、専用軌道の荒川線を除き全廃と…

Classic#3

それでは、今日は、引き続き「京都市電ひろば」からお届けしたいと思います。 写真の電車は890、中型のボギー車です(写真)。昨日の1605と比べても、更に古い電車です。 車内(写真)。半鋼製、木材が多用されます。モケットも状態良いです。 運転台…

Classic#2

それでは、今日は、京都市「市電ひろば」からお届けします。 写真は、1605、中型のボギー車です(写真)。屋根上クーラーも無く少し古い感じはしますが、今走っていてもそれほど違和感は感じません。 車内(写真)。床は木製、半鋼製の電車という感じで…