Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

トンネル

復活への道#1

それでは、今回からは、只見線関連の写真を取り上げていきたいと思います。 写真は、只見線の実現には必要であった、「六十里越トンネル」の、福島県側の坑口(写真)。正に六十里の長大トンネルで、新潟と福島の両方から建設された同線の正に中間点、最大の…

土竜#10

それでは、今回は、三国峠関連、最終回です。 写真は、土合駅駅前から左側に見える部分(写真)。ここが、先回の通路の部分です。幅広の通路と、狭い通路が、不自然に接合されています。 その、幅広の通路部分(写真)。小型の重機なら通れる位、広い空間で…

土竜#8

それでは、今回も引き続き、三国峠関連をお届けします。 水上から一駅、「湯桧曽」へ(写真)。元は「新湯桧曽」と呼ばれていましたが、「湯桧曽」が廃止になった関係でここが「湯桧曽」となり、現在に至ります。 かつては、有人の駅舎があったようですが、…

山中の隘路#3

それでは、今回も引き続き、北陸本線旧線の遺構を見ていきたいと思います。 刀根を過ぎると間もなく疋田、新疋田で現在線と合流、敦賀に至ります。そこからは現在は、南今庄まで当時国鉄最長の「北陸トンネル」一本で抜けますが、このような長大トンネルを掘…

山中の隘路#2

それでは、今日も引き続き、北陸本線旧ルートのトンネルを見ていきたいと思います。 柳ヶ瀬トンネルを過ぎ、少し進むと、北陸自動車道が近づき、2車線のトンネルがあり、これが刀根トンネルです。 そこを振り返り、小さな橋を渡り、少し進むと、写真のよう…

山中の隘路#1

それでは、今日からは、北陸本線旧ルートのトンネル群をお届けします。 滋賀県、旧木之本町から一般国道を北上すると、右に分岐後下を潜り、左に抜ける道があります。抜けた場所には、トンネルがあり、1車線分しか無く、信号で通行が規制されています(写真…

真夏の涼感#5

それでは、今回は、近鉄奈良線旧生駒トンネル最終回です。 トンネルの途中に、北側に分岐するトンネルがあり、そこに手書き風の「石切開閉所」との看板があります(写真)。 ここから、広いトンネルが分岐しています。 その先は、少し下っています(写真)。…

真夏の涼感#4

それでは、生駒トンネルの連載を、続けていきたいと思います。 その、鉄の扉が開きます(写真、後の撮影)。順番に、中に入っていきます。 トンネルを伝い、進んでいきます(写真)。 その奥で、先が見えますが、立入禁止です(写真)。この先は現在の奈良線…

真夏の涼感#3

それでは、連載は、旧生駒トンネルの中へと入っていきます。 間もなく、トンネルの中は、8月の真夏の時期ながら、一気に温度が下がります。そう、地中なので、外気ほど温度変化が無いのです。間もなく、涼しい位の温度になります。ただ、支給のビニールのレ…

真夏の涼感#2

それでは、連載を続けていきたいと思います。 「孔舎衛坂」駅跡の後には、封鎖されたトンネルがあります(写真)。これが、この連載の主役です。そう、近鉄奈良線旧生駒トンネルです。 近鉄の前身「大阪電気軌道」が、資本金の半分、社運を賭けて生駒山脈の…

純国産技術です。

それでは、今日は、日本初の鉄道隧道です。正確には、日本人の技術のみで掘った初の隧道です。 浜大津から山科へ少し行ったところ、則ち「逢坂山」に、その隧道はあります(写真)。「旧逢坂山隧道」です。現在は鉄道のルート変更で使用されず、並行するトン…

隧道

それでは、今日は、昨日と同じ琵琶湖疏水インクラインで、もう一ついきたいと思います。 インクラインの勾配の盛り土の下にある、煉瓦で構築されたアーチの、トンネルです(写真)。正確には構造物を造った後に盛り土したもので、掘り進んだトンネルとは少々…