それでは、今回は、三国峠関連、最終回です。
写真は、土合駅駅前から左側に見える部分(写真)。ここが、先回の通路の部分です。幅広の通路と、狭い通路が、不自然に接合されています。
その、幅広の通路部分(写真)。小型の重機なら通れる位、広い空間です。
その先は、階段となっており、地下へと下る方向にトンネルが続きます。
その階段は、約500段。その、下側から、入口方面を眺めた姿(写真)。降りるだけでも息が切れます。
階段の先には、横方向のトンネルが見えてきます(写真)。
その、左側(写真)。駅になっていますが、ホームの前にホームがあります。
その、右側(写真)。現在は、列車は本線上に停車します。
建設当初は、列車の待避が出来るよう待避線があり、それにホームが面していましたが、上越新幹線も開業し、優等列車を待避する必要も無くなったことから、平成の半ばに待避線を廃止し、その上にホームを建設、現在は本線に面しており、それでホームが二重になっているのでした。この旧ホーム前には、レール締結の跡が残っています。
そして、約500段上り、休み休みに出口へと戻りました。
冷静に考えると、土合は谷川岳の玄関口、駅ホームから階段を登るのは、すでに登山の一部、一種の儀式のようなものでしょう。これだけ登れば、弥が上にも気持ちが昂ぶることでしょう。私には、それだけの根性はありません。
それでは、次回をお楽しみに。