それでは、今回も引き続き、三国峠関連をお届けします。
水上から一駅、「湯桧曽」へ(写真)。元は「新湯桧曽」と呼ばれていましたが、「湯桧曽」が廃止になった関係でここが「湯桧曽」となり、現在に至ります。
かつては、有人の駅舎があったようですが、その駅舎は現在土台だけで、駅は左の奥の隅に写るコンクリートの階段で、当然無人駅です。
先ずは、上り線、地上ホームへ。水上寄りには、隧道の入口が見えています(写真)。このトンネルこそが、新清水トンネルで、ここに入口が出来る関係で、湯桧曽駅は移転することとなりました。トンネル上部には「新清水隧道」との扁額もかかります。
なお、ここで撮影していると、信号場となった湯桧曽から、ループトンネルを下り入線するE129系がやって来ました。
駅舎に戻ると、左手上りホームへの階段から、トンネルが続きます(写真)。この奥へ、行ってみます。
すると、角形のトンネル(上から掘ったトンネル)から、円形のトンネル(横から掘ったトンネルへと、変わっていきます(写真)。更に、奥へ進みます。
すると、トンネル内にホームがあります(写真)。ここが、湯桧曽駅下りホームであり、新清水トンネルの一部でもあります。先ほど外側から見た入口が、見えています。
反対方向を眺めた姿(写真)。新清水トンネルは始まったばかり、まだまだ先へと続きます。
そして、こう来れば、連載のタイトルからも、次は分かると思います。そういう続きです。
それでは、次回をお楽しみに。