それでは、今回は、引き続き京阪3000系、後の8000系30番台をお届けします。
8000系30番台のもう一つの特徴は、京阪初のダブルデッカーです(写真)。8831、京阪特急8000系にもありますが、その試作車です。
全景を、先回と同じ丹波橋で捉えました。
側面には、京都時代祭の行列絵巻が張られています(写真)。これは、現在も富山地方鉄道でこのまま使用されています。
1階席(写真)。階段、通路が寄っているので、2+1列の固定クロスシートです。
2階席(写真)。こちらは通路が真ん中なので、2+2列の固定クロスシートになっています。
旧3000系で、偶然生き残った同編成でしたが、遂に引退、1両が「ヒカリサンゼンひろば」にて保存されます。また、8831は、軌間変更後富山地鉄の京阪特急色車両に挿入され、「ダブルデッカーエクスプレス」指定席として使用されます。それもまた、幸運です。
それでは、次回をお楽しみに。