Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

廃線跡

正月だからではないですが

あけましておめでとうございます。管理人、Seichiroです。 写真は、見てのとおり国鉄佐賀線(廃止)筑後川橋梁です。構造も気になる、可動橋です。ただ、鉄道橋梁として現役では無いのが、唯一残念です。 今年も、興味深い構造物を取り上げていきた…

逆打ち#2

それでは、今回も引き続き四国ネタをお届けしたいと思います。 香川県、宇多津町に、写真のような石積みの構造物があります(写真)。トンネルのようでもありますが、前後は築堤なので、橋に分類されるようです。 この構造物の説明が、看板となって建ってい…

借り物#4

それでは、今回は、近鉄名古屋線木曽三川橋梁関連の、最終回です。 昨日の場所の少し西、長良川の堤防に近い場所に、写真のような橋台跡が残ります(写真)。コンクリートで固められますが、中からは煉瓦積みが見えており、明治期の煉瓦構造物であるのが分か…

借り物#3

それでは、今回も引き続き、近鉄名古屋線木曽三川橋梁関連をお届けします。 桑名市、旧長島町を西に移動、間もなく長良川という場所に、写真のような小さな橋梁があり、その南側には単線の橋台の跡が残ります(写真)。これは名古屋線の旧線跡、旧橋梁のよう…

借り物#2

それでは、今日は、引き続き近鉄名古屋線木曽三川橋梁をお届けしたいと思います。 JR及び近鉄の木曽川橋梁の三重側、則ち桑名市(旧長島町)には、写真のようなコンクリート製の橋脚が立っています(写真)。位置的には、近鉄とJRの間です。 周りの風景…

借り物#1

それでは、今回は、近鉄名古屋線に係る橋梁をお届けしたいと思います。 三重から進出した、大阪電気軌道の子会社、参宮急行電鉄は、伊勢鉄道を傘下に収め、名古屋への進出を計画していました。ちょうどその頃、関西鉄道、後の関西本線の木曽川及び揖斐・長良…

大外回り#3

それでは今回は、名鉄三河線、海線の廃線跡を辿る旅の、最終回です。 旧一色町内は、廃線跡が道路と少し離れた場所を通るため、よく分かりません。そのまま、旧吉良町に来てしまいました。 写真は吉良吉田駅、蒲郡線として残る旧三河線が、西尾線と合流する…

大外回り#2

それでは、今回も、引き続き名鉄三河線関連をお届けしたいと思います。 碧南市から矢作川を渡り、対岸の、旧「一色町」(現「西尾市」)の、県道に架かる高架橋(写真)。普通の鉄道高架橋です。 この、北側(写真)。道路を跨ぐために、計画的に勾配を登り…

大外回り#1

それでは、今日からは、名鉄三河線(部分廃止)関連の写真をお届けしたいと思います。 最初に行ったのは、碧南。かつては、ここから市街地を大回りして一色方面を目指していました。それは走ってショートカットすれば追いつくほど、とのことでした。 スーパ…

真夏の涼感#5

それでは、今回は、近鉄奈良線旧生駒トンネル最終回です。 トンネルの途中に、北側に分岐するトンネルがあり、そこに手書き風の「石切開閉所」との看板があります(写真)。 ここから、広いトンネルが分岐しています。 その先は、少し下っています(写真)。…

真夏の涼感#4

それでは、生駒トンネルの連載を、続けていきたいと思います。 その、鉄の扉が開きます(写真、後の撮影)。順番に、中に入っていきます。 トンネルを伝い、進んでいきます(写真)。 その奥で、先が見えますが、立入禁止です(写真)。この先は現在の奈良線…

真夏の涼感#3

それでは、連載は、旧生駒トンネルの中へと入っていきます。 間もなく、トンネルの中は、8月の真夏の時期ながら、一気に温度が下がります。そう、地中なので、外気ほど温度変化が無いのです。間もなく、涼しい位の温度になります。ただ、支給のビニールのレ…

真夏の涼感#2

それでは、連載を続けていきたいと思います。 「孔舎衛坂」駅跡の後には、封鎖されたトンネルがあります(写真)。これが、この連載の主役です。そう、近鉄奈良線旧生駒トンネルです。 近鉄の前身「大阪電気軌道」が、資本金の半分、社運を賭けて生駒山脈の…

真夏の涼感#1

それでは、今回から数回にかけて、鉄道遺構について連載して行きたいと思います。 近鉄奈良線石切駅に集合し、ツアーに参加します。目指すは、金網の内側の、コンクリートで地面を固めた場所です(写真)。どういう場所でしょうか。 進むと、両側に対向式の…