Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

駅舎

復活への道#2

それでは、今回も引き続き、只見線関連をお届けします。 写真は、先回のトンネル出口にも近いところにある、恐らく旧「田子倉」駅跡でしょう(写真)。集落近くに設けられるはずの駅でしたが、ダムで集落は水没、結果利用客は激減、臨時駅となり、冬季通過、…

Departure#9

それでは、今回は、敦賀関連最終回をお届けします。 写真は、昔の敦賀港駅、現在の敦賀オフレールステーションの片隅の、観光駐車場にある、ランプ小屋(写真)。明治期の煉瓦造りの油庫で、記念すべき建築物です。 かつては、日本海への入口で、かつ北方へ…

Departure#1

それでは、今回からは福井県、敦賀周辺からお届けします。 写真は、敦賀鉄道資料館です(写真)。旧敦賀港駅の駅舎が、オリジナルの位置か移築したものか分かりませんが、そのまま使用されます(写真)。 中は資料館となっていますが、撮影禁止のため、ご紹…

トンネルの向こう側#6

それでは、今回も引き続き、九州の写真をお届けしたいと思います。 写真は、日豊本線宗太郎駅です(写真)。日豊本線でも最も輸送密度が低い区間です。無料高速も通れるところ、国道から脇道に入り、集落に入ったところで、車を停めるには苦労しました。 跨…

二日限り

それでは、今回は、四国の写真をお届けします。 知る人ぞ知る、予讃線「津島ノ宮」駅です(写真)。毎年、年に2日だけ営業する駅です。普段はどうなっているか興味があったので、何もない日に行ってみました。 ホームの様子(写真)。カーブの途中にホーム…

土竜#10

それでは、今回は、三国峠関連、最終回です。 写真は、土合駅駅前から左側に見える部分(写真)。ここが、先回の通路の部分です。幅広の通路と、狭い通路が、不自然に接合されています。 その、幅広の通路部分(写真)。小型の重機なら通れる位、広い空間で…

土竜#9

それでは、今回も引き続き、三国峠関連をお届けしたいと思います。 写真は、湯桧曽の次の駅、「土合」です(写真)。山小屋風の駅です。正面の透明なプラスチックの壁は、風防と思われます。駅に、入ります。 駅の右側は、出札口と、手荷物窓口です(写真)…

土竜#8

それでは、今回も引き続き、三国峠関連をお届けします。 水上から一駅、「湯桧曽」へ(写真)。元は「新湯桧曽」と呼ばれていましたが、「湯桧曽」が廃止になった関係でここが「湯桧曽」となり、現在に至ります。 かつては、有人の駅舎があったようですが、…

天空の駅

それでは、今回はこの春廃止になった「三江線」宇都井からお届けします。 駅に到着すると、駅にはキハ120、右から317(浜田)、325(津山)、4(木次)の3連が停まっていました(写真)。間もなく発車しました。 足下に近寄って、一枚(写真)。…

復活

それでは、今回は、旧駅舎の再築を見ていきたいと思います。 九州新幹線関連工事で、惜しまれつつ解体された、JR上熊本駅。その資材を利用してか、熊本市交通局(熊本市電)上熊本電停が、当時の雰囲気を生かし再築されました(写真)。JRの旧駅を彷彿と…

追憶#1

それでは、今日は、廃線跡の駅舎を見ていきたいと思います。 写真は、名鉄美濃町線(廃止)美濃駅です(写真)。部分廃止で、美濃~新関間が廃止、新関~関間が新規開業しましたが、結局全線廃止となりました。 同駅は、部分廃止時に廃駅となり、しかし記念…

威厳#2

それでは、今回は、先回に引き続き出雲大社関連をお届けします。 写真は、「バタ電」一畑電車の、「出雲大社前」駅舎です(写真)。国鉄・JR大社駅とは対照的な、擬洋風建築で、「薔薇窓」、ステンドグラスも入ります。建設当初はかなりハイカラな建物だっ…

威厳#1

それでは、今回は、出雲大社関連の写真を載せたいと思います。 写真は、JR大社線(廃止)の終点であった、JR大社駅旧駅舎(写真)。寺社風の風格ある立派な建築物で、正に出雲大社の玄関口として建設された、威厳のある駅です。 建物の中も営業当時に近…

玄関口(2016.10.30)

それでは、今日は、歴史的名駅舎をお届けします。 写真は、鹿児島本線の起点、門司港駅です(写真)。門司駅として開駅、下関からの関門連絡船乗客が、九州で見る初めての駅でもあります。木造ですが、立派な駅舎、歴史的な建造物でもあります。 しかし、虫…

懐かしの光景(2016.10.29)

それでは、今日は、今はもう見られない駅舎をお届けしたいと思います。 写真は、今は亡き折尾駅の旧駅舎(写真)。「鉄道唱歌」でも、「折尾の右左」と歌われる、明治期からの鉄道立体交差で、平成に入ってもそのままでしたが、筑豊本線が篠栗線とともに「筑…

廃止(2016.10.12)

それでは、今日は、駅舎、正確には廃駅舎をお届けします。 阿倍野を起終点とする阪堺電軌上町線、もう一方の起終点は、南海本線住吉大社駅前にある、住吉公園でした(写真)。現在も駅舎はそのままですが、実際の運用が車庫の我孫子道から入る必要があり、ま…

メインルートから外れて(2016.10.7)

それでは、今日は、名鉄の終着駅をお届けしたいと思います。 かつての五街道、中山道の宿場町であった、御嵩宿。明治期、幹線鉄道は中山道ルートでの建設が計画されますが、あまりの困難さのために中止となり、東海道ルートに変更となります。そのため、御嵩…

巨大SL登場?(2016.10.3)

それでは、今日は、駅舎の写真をお届けします。 真岡鐵道の中心駅、真岡駅駅舎(写真)。国鉄真岡線から第三セクターに転換になって後、真岡駅を巨大なSL形の駅舎として、それなりの話題となっていました。正面からは円筒のボイラと前照灯、煙突の形、側面…

Season Off

それでは、今回は、近鉄吉野線終点、吉野を取り上げたいと思います。 桜の名所の玄関口となる、吉野。時期には、特急も一般車も総動員で、花見客を捌きます。駅の大きさも、桜シーズンを考慮して建てられており、櫛歯形のホームが4線用意され、駅前広場も整…

神都の玄関口

それでは、今日は、駅舎、しかも名建築の駅舎を見ていきたいと思います。 戦前、生駒山脈をぶち抜き大阪から奈良に到達したことにより、成功を収めた「大阪電気軌道」。その成功体験から、青山峠をぶち抜き伊勢神宮に辿り着くことを思いつき、子会社「参宮急…

本社屋

それでは、今日は、古い駅舎の再利用をお届けします。 ご存じ「京都鉄道博物館」の退場ゲートとなっている、旧二条駅舎(写真)。嵯峨野線高架化に伴う建て替え時に移築され、梅小路蒸気機関車館のエントランスとなり、そのまま現在に至ります。京都の寺社建…

元駅です。

それでは、今日は、元は駅舎であった建物を紹介したいと思います。 宮城県、松島町には、写真のような建物があります(写真)。一見、普通の建物です。この建物のどこが、鉄道に関係するのでしょうか。 日本鉄道の手により東北本線が開業し、主要ルートとな…

駅舎の余生

それでは、今日は、古い駅舎を見ていきたいと思います。 福島県「緑の村」には、写真のような建物「手打そば処 駅舎亭」があります(写真)。単なる観光施設のようでもありますが、実はそうではありません。この建物は、元は「磐越西線」翁島駅舎であった建…

一日三往復

それでは、今日は、東北地方の駅舎をお届けしたいと思います。 写真の駅舎は、トタン屋根、雪深き地であることが容易に想像できます。そう、会津地方、熱塩駅舎です(写真)。日中線(廃止)の終点、宇都宮から今市、会津若松を経て米沢に至る「野岩羽線」の…

雰囲気のある古い木造駅舎

それでは、今日は、再び北海道に戻り、古い木造駅舎を見ていきたいと思います。 写真は、函館本線旧線、神居古潭駅の駅舎です(写真)。明治43年建築、歴史ある木造駅舎ですが、函館本線の現在の輸送規模には似合わない、小さなローカル駅となっています。…