それでは、今日は、東北地方の駅舎をお届けしたいと思います。
写真の駅舎は、トタン屋根、雪深き地であることが容易に想像できます。そう、会津地方、熱塩駅舎です(写真)。日中線(廃止)の終点、宇都宮から今市、会津若松を経て米沢に至る「野岩羽線」の一部として建設されたとされます。当時の土木技術の限界です。
駅の裏側(写真)。営業当時は一日3往復の列車のみ、超ローカル線でした。結局米沢まで繋がること無く、野岩羽線の夢破れ、廃止となりました。
そして廃止と共に駅舎も放置され、一時荒廃していたそうですが、地元有志の努力により、ここまで復元されました。熱意には、頭が下がります。このまま、後方の保存車両と共に、永く保存して欲しいですね。
それでは、次回をお楽しみに。