Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

三線軌条#5

それでは、暫く空きましたが、再開したいと思います。場所は、引き続き秋田からです。 写真は、男鹿線に使用される蓄電池電車、EV-E800-1(EV-E801系)です(写真)。この車両は、青く塗られています。 運転台(写真)。左手ワンハンドルマ…

三線軌条#4

それでは、今回も引き続き、秋田車両センターイベントからお届けします。 701系非ワンマン3連の前にあるのは、転車台(写真)。動力は電動式と思われ、外部から中心にケーブルが渡されています。構造は上路式で、下向き三角です。 片ワタリの車両が増え…

三線軌条#3

それでは、今回も引き続き、秋田車両センターイベントからお届けします。 写真は、バラスト運搬用の業務用貨車、ホキ1444です(写真)。ホッパ車、散布装置も装備されます。 1位側の台車(写真)。ボギー車で、板バネを反対に合わせ、それに心皿を載せ…

三線軌条#2

それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターのイベントからお届けします。 ED75 767の隣は、EF81 136です(写真)。交流電車の郡山入場の介添え役として、連結器が双頭連結器、またブレーキホースやジャンパ栓が輻輳しています。 …

三線軌条#1

それでは、今回からはJR東日本秋田車両センター(旧称「南秋田電車区」)のイベントからお届けします。 写真は、ED75 767です(写真)。ED75 700番代、ED79の改造種車でありますが、既にそれらは全機引退、JR貨物でも使用は無く、JR…

基地の片隅で#3

それでは、今回はJR東海神領車両所イベント最終回です。 写真は、主に特急「ワイドビューしなの」に使用される383系、海シンA202編成、こちら側はクハ383-2です(写真)。 写真は、その台車(写真)。コロ軸式の振り子装置が真中にあり、その…

基地の片隅で#2

それでは、今回も引き続き、神領車両所のイベントからお届けします。 写真は、海シンB402編成、車両はクモハ313-1302です(写真)。JR東海電車の主力313系の神領所属2連バージョン、シートは転換クロス仕様ですが、車端はロングシート、し…

基地の片隅で#1

それでは、今回からは、JR東海神領車両所のイベントからお届けします。 このイベントは、ウォーキングの一部として開催されたもので、あくまで車両展示もその一部でしたが、明らかにウォーキングに参加していない、重量のある三脚で前方を占領する怪しげな…

揺り籠から#27

それでは、永きに渡って連載した、長野総合車輌センターイベント最終回をお届けします。 今日は、S108編成、クハE352-8の、連結器(写真)。こちら側は連結しないため貫通路は準備工、密着連結器の下には電連はありません。そのため、スカートが下…

揺り籠から#26

それでは、今回も引き続き長野総合車輌センターイベントからお届けします。 写真は、E353系S108編成、クハE352-8です(写真)。 同車の台車、TR265です(写真)。空気バネ振り子傾斜装置に支障しないよう、ヨーダンパの設置位置が特徴的…

揺り籠から#25

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、クモユニ143-1です(写真)。所謂「山スカ色」で、中央線115系と同様の塗色です。しかし郵便荷物電車としての用途は廃止されているため、現在は牽引車、及…

揺り籠から#24

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、昨年引退した「リゾートエクスプレスゆう」の、連結面(写真)。密着連結器に、左右に金属のエアホース、その外側にジャンパ栓が各2つ装備されます。 専用の電源…

揺り籠から#23

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 長野は、揺り籠でもあり、墓場でもあります。昨年最期を迎えるため長野にやって来た、485系「リゾートエクスプレスゆう」です(写真)。永く水戸地区での団臨に使用さ…

揺り籠から#22

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、JR九州「SL人吉」用の、制輪子(ブレーキシュー)(写真)。左が炭水車用、右が機関車用です。8620形のものです。 このように、長野では他社の部品も受注…

揺り籠から#21

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 写真は、鋳鉄製のブレーキ制輪子です(写真)。右がJR東海キハ85系用のもの、左が秩父鉄道用のものです。 長野の鋳鉄工場もオートメーションが可能で、その見学は目…

揺り籠から#20

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 今回は、写真のうち黄色の部分がそうで、これはブレーキキャリパです(写真)。ディスクブレーキのディスクを、ブレーキパッドを介し挟み込む部品、この圧力で車輪を停止し…

揺り籠から#19

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 写真は、牽引脚(写真)。台車の中心部で台車を固定し、牽引力を伝える装置です。従来は溶接で造られていましたが、強度の問題があり鋳造で造られるようになりました。 …

揺り籠から#18

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、115系訓練車のクハ115、その台車、TR62で(写真)。典型的な国鉄形台車、ウイングバネや車体支持などが正にそのものです。 JR30年、車両置き換えも…

揺り籠から#17

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、TR246(写真)。209系のT台車です。構造的には、更に簡易な構造となった軸はり式の軸箱支持、ダイレクトボディーマウント方式のボルスタレス台車、軽量化が更に図…

揺り籠から#16

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、DT50D、205系の動台車です(写真)。ダイレクトボディーマウント方式のボルスタレス台車、軸箱支持は積層ゴム式で、バネ下重量を極限まで減らした台車と言えます。…

揺り籠から#15

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、205系の主制御装置、上がCS57、下がHS54で、界磁添加励磁制御の装置です(写真)。211系もほぼ同様のシステムとのことです。 基本は電動カム軸が回転する制…

揺り籠から#14

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、シングルアームパンタグラフ、PS31Aです(写真)。E351系で使用されていたパンタグラフです。これも、開いていないのが残念です。 GPSで振り子による車体傾斜…

揺り籠から#13

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、パンタグラフ、PS36です(写真)。E257系に使用されたパンタグラフ、シングルアームです。開いていないのが残念。 永くパンタグラフは菱形と思っていましたが、小型…

揺り籠から#12

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、シングルアームパンタグラフ、PS34です(写真)。E127系用のものです。 昔はパンタグラフも幾つかメーカーがありましたが、現在はほぼ東洋電機製、おそらくこれも…

揺り籠から#11

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、E129系のT台車の輪軸(写真)。T69という番号があるようです。モーターが無い分ブレーキ力を増すために、ブレーキディスクを2枚追加しています。車で言えば、ベン…

揺り籠から#10

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、E353系用の、動台車の輪軸(写真)。M82という番号があるようです。ギヤボックスのついた、動軸用のものです。 E353系も、量産先行車は実態に合うよう、歯車比を…

揺り籠から#9

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターのイベントからお届けします。 写真は、初の営業用ハイブリッド気動車キハ200用の、動輪軸(写真)。DA28という番号があるようです。モーターとの撓み軸継手、ギヤボックスが装備されます。 鉄…

揺り籠から#8

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、TR246N、E231系のT台車です。軸はり式のボルスタレス台車、ヨーダンパも省略され、本当に軽量な台車です。 JR各社のようにボルスタレス台車で軽量なものを使…

揺り籠から#7

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、西側のトラバーサ(写真)。乗車体験用で、写真右側に3本の架線があり、これに小型のパンタグラフを当て集電しています。つまり、電動式です。 トラバーサは、普段から社…

揺り籠から#6

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、クハ185-307です(写真)。塗装のためか特急エンブレムは外れていますが、間違いありません。 運転台が見学出来ました。運転士席から(写真)。中央の速度計が大き…