Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今は何色#9

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、屋根部にある、ヒューズ(写真)。手前の茶色の3本が元ヒューズ、奥の緑の1本が高圧補助ヒューズです。異常電流が流れたときに、溶けて電流を切断し、回路を保護する、重要…

今は何色#8

それでは、今回も引き続き、西武武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、屋根上の装備、左が避雷器、右が断路器(パンタスイッチ)です(写真)。避雷器は、架線から入った雷の電流を、電車内の回路を通さずに地上に逃がす装置、断路器は、パンタグラフ…

今は何色#7

それでは、今回も引き続き西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、ブレーキ弁(写真)。古い電車のものを、取り外したものと思われます。 ハンドルはほぼ共通ですが、最近はハンドル固定式も多く、交換出来ないものが増えました。 それでは、次…

今は何色#6

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、近江鉄道色に塗られた新101系、251の、ブレーキ制御装置(写真)。HSC形とされます。 当然、空の電車と満員の電車ではブレーキをかけるのに必要な力は違います。質…

今は何色#5

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、2000系の、ドアエンジン(写真)。恐らく電動式、上部の黒い部分が回転し、ドアを開閉します。 エアで動作したり、電動式だったり、それもスクリュー式だったり、軽量安…

今は何色#4

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 今日の写真は、2047が履く、仮台車(写真)。ボルスタ台車に対応した構造のもので、ボルスタアンカを受ける部分が設けられ、その下から交換していることが分かります。恐らく新製…

今は何色#3

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、「Ry B」と書かれる、リレーボックス(写真)。開いているのは、ジャンパ栓から電源が供給されないからで、ここにAC100Vを直接繋ぎ、車内の電気機器を動作させてい…

今は何色#2

それでは、今回も引き続き西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 今日の写真は、2047と2048の貫通路の間に渡された、渡り板(写真)。 地下鉄東西線に乗り入れたかった新宿線用のことですから、恐らく旧A-A基準で設計したでしょうが、結果…

今は何色#1

それでは、今回からは、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、新宿線を中心に使用される、2000系、2047(写真)。同系は、短編成もあれば長編成もあり、しかし全部両開き4ドアで、従前の3ドアとも異なり、東京メトロ東西線に乗り入…

二社共同#8

それでは、今回はJR大宮最終回です。 写真は、DD51 842の、2位側動台車、DT116です(写真)。各動輪前後の砂箱と、ブレーキシリンダーが目立っています。右側の車軸には、速度計用の車軸発電機も装備されます。 800番台は、SGが省略され…

二社共同#7

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからお届けします。 写真は、DD51 842の、中間台車(写真)。動力は無い付随台車で、形式名はTR106Aとされます。軸重調整に使用され、起動時は空気バネのエアを抜き動輪の軸重を増やし、起動時の…

二社共同#6

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからお届けします。 写真は、DD51 842(写真)。お召し機、ステンレスの装飾が多数です。 その、動台車、DT113です(写真)。ブレーキシリンダーと、車輪の前後、計4か所に設置された砂箱が目立ち…

二社共同#5

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、トラバーサ(写真)。JR東日本の区域、車体工場と車両工場の間にあり、1輌ずつ平行移動させるための機械です。 これにより、建物を矩形にすることが出来、敷地の有効…

二社共同#4

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからです。 写真は、EH500-16の、補助電源装置、SIV(写真)。昔のMGでは無く、半導体製の電力変換装置です。 昔のMG、則ち電動発電機は、回転部分、電気部分の保守が必要でしたが、SIVにな…

二社共同#3

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからお届けします。 写真は、EH500-16の、1位側から3番目の台車(写真)。FD7Hと思われます。台車はボルスタレス台車、軸箱支持は軸はり式の変形、軸側の受けが横にずれたダンパになっています。…

二社共同#2

それでは、今回も引き続き、JR大宮のイベントからお届けします。 写真は、EH500の、パンタグラフ(写真)。下枠交差式、形式はPS22Eとされます。まだ、この当時はあまりシングルアームパンタグラフは使用されていませんでした。 その意味で、時…

二社共同#1

それでは、今回からは、JR大宮のイベントからお届けします。 写真は、EH500-16(写真)。昨年、運転台公開をしていた車両です。 写真は、同機の運転士席正面です(写真)。インパネ左が電力計、中央が速度計で周囲にATS-Pの速度信号が表示さ…

拘り#14

それでは、今回は、京急久里浜最終回です。 写真は、場内にあるトラバーサ(写真)。車両の平行移動用の機械です。屋根付きです。乗車体験用ではなく、建屋の移動用の橋となっています。 この装置で車両工場は矩形に出来、敷地を有効に活用出来ます。方向は…

拘り#13

それでは、今回も引き続き京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、新1000系1734の、蓄電池(写真)。金属製の箱に収納されています。補助電源の予備、解説によると100Vと24Vの出力があるようです。 補助電源装置が壊れたとき、これ…

拘り#12

それでは、今回も引き続き、京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、新1000系1734の、補助電源装置(写真)。MGではなくSIV(スタティックインバータ)で、半導体式です。 MGはモーターと発電機の組み合わせで、回転部分が多く、メ…

拘り#11

それでは、今回も引き続き京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、棒連結器(写真)。固定編成の、通常解結をしない部分に使われる連結器、間にバッファーを介する場合も多いですが、基本はこれだけです。空気配管もあり、しっかり「住友金属」(現…

拘り#10

それでは、今回も引き続き、京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、連結器(写真)。先頭車同士用のもの、JRでは「密着連結器」とされる連結器です。解結は、運転台から遠隔操作で出来るようです。 これが揃わないと、連結出来ません。「中間連…

拘り#9

それでは、今回も引き続き、京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、電気連結器(写真)。形から、中間のジャンパ栓では無く、先頭車同士用のものと思われます。通常はカバーが掛かり、連結器で連結後、互いのカバーを押し下げ連結します。 接点の…

拘り#8

それでは、今回も引き続き、京急久里浜のイベントからお届けします。 写真は、これもコンプレッサー(CP)、製造は三菱電機の新品です(写真)。輸送用の保護の囲いがあり、まだ未使用なのが分かります。触ってはいけません。やはりこれもピストン式では無…

拘り#7

それでは、今回も引き続き京急久里浜のイベントからお届けします。 今日の機械は、コンプレッサー(写真)。先回はイタリア製でしたが、今回はドイツ製、輸入部品の多い2100形で用いられる機械と思われます。 輸入機械は保守が大変、部品一つ無ければ作…

拘り#6

それでは、今回は再び京急久里浜のイベントからお届けします。 写真はエアコンプレッサーです(写真)。イタリア製、明らかにピストンもシリンダーも無く、スクロール式のコンプレッサーと思われます。 輸入機械部品の多い2100系、保守の煩雑さから、J…

正月だからではないですが

あけましておめでとうございます。管理人、Seichiroです。 写真は、見てのとおり国鉄佐賀線(廃止)筑後川橋梁です。構造も気になる、可動橋です。ただ、鉄道橋梁として現役では無いのが、唯一残念です。 今年も、興味深い構造物を取り上げていきた…