それでは、今回も引き続き山陽電鉄東二見のイベントからお届けします。
写真は、最新型の交流モーターです(写真)。出力は180kW、現在主流の密閉型のモーターで、ホコリ等が入らずメンテナンスフリー、保守の低減に貢献します。
この辺はJR東日本が最も得意とする分野で、一歩先を行っていますが、多数の鉄道会社が同じことを志向します。やはり保守費低減は、重要な問題です。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き山陽電鉄東二見のイベントからお届けします。
写真は、菱形のパンタグラフ(写真)。何の変哲も無いように見えますが、これは実は今では非常に貴重なものなのだそうです。何故でしょう。
それは、このパンタグラフは、富士電機製だからです。それを示す、メーカープレート(写真)。富士電機は、元は古河と独シーメンスの合弁であり、それを示す「古河」のFと、シーメンスのSが組み合わされたマークなのです。
元は東急アオガエルだった、岳南のアカガエルで、東芝製の菱形パンタグラフを見たことがありますが、それ以外では、国内ではほぼ東洋電機製で、更に現在、シングルアームになってからは、他社はまず見かけません。その意味において、貴重なのでした。ちゃんと、見ていました?
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、山陽電鉄東二見のイベントからお届けします。
ジャッキによるリフティング用の車両が載る、仮台車(写真)。古い電車の台車を流用したらしく、大正期から昭和の初めに多く使用された、いわゆる「イコライザー台車」です(写真)。左右の軸箱に載ったイコライザーが、内側のバネで台車枠を受け、台車に載った荷重を受ける構造です。かなりクラシックな構造です。
もう一方も、同様な形のイコライザー台車です(写真)。車輪はボックス形で、スポーク車輪ではありません。
仮台車は、乗客の乗り心地を考える必要が無いので、会社によっては新造したり、ジャッキ付きや電動式もあり、各種選べますが、こうやって旧式車の台車を使用する会社も多いです。見落としそうですが、実は注目の場所です。
それでは、次回をお楽しみに。