それでは、今回も引き続き山陽電鉄東二見のイベントからお届けします。
写真は、菱形のパンタグラフ(写真)。何の変哲も無いように見えますが、これは実は今では非常に貴重なものなのだそうです。何故でしょう。
それは、このパンタグラフは、富士電機製だからです。それを示す、メーカープレート(写真)。富士電機は、元は古河と独シーメンスの合弁であり、それを示す「古河」のFと、シーメンスのSが組み合わされたマークなのです。
元は東急アオガエルだった、岳南のアカガエルで、東芝製の菱形パンタグラフを見たことがありますが、それ以外では、国内ではほぼ東洋電機製で、更に現在、シングルアームになってからは、他社はまず見かけません。その意味において、貴重なのでした。ちゃんと、見ていました?
それでは、次回をお楽しみに。