Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

首都圏最高#14

 それでは、今回も引き続き、東葉高速鉄道八千代緑が丘のイベントからお届けします。

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 写真は、2000系2010の、運転台(写真)。メーターは3つで、真ん中のオレンジに光るのが速度計、その周りはATCの速度信号で、信号の速度の位置とメーターの速度が合っています。つまり、速度を信号に併せることが出来るようになっています。左の2段のメーターは圧力計、エアとブレーキの圧力が確認出来ます。他の多くは、右手のモニターで確認出来ます。加減速は左手ワンハンドルマスコンで、ブレーキ時に右手を引かないよう、右側はダミーハンドルになっています。

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 助士席側(写真)。1人乗務のため、車掌用装備が中心です。中央右寄りに貫通路、非常出口があり、そこから正面に向けて梯子が出ています。向こう側からの写真は以前上げており、再掲はしません。

 初期投資を抑えるため、開業時は東西線のお下がりの5000系を、東葉1000系として使用した東葉高速鉄道。保線機械も東京メトロのお下がりが多く、本当にコスト削減には腐心したようです。そして軌道に乗ってきた頃に満を持して、東京メトロ05系後期車相当の2000系を製造、互換性も完璧、現在全て統一されています。

 つくばエクスプレスほど長大ではありませんが、十分通勤新線であった東葉高速鉄道も、鉄道空白地帯を埋める形で出来ました。料金はちょっと高い気はしますが、都心直通は強い。立ったままでは大変ですが、着席出来れば本当に楽な鉄道のような気がします。

 それでは、次回をお楽しみに。