それでは、今回は、JR西日本金沢総合車両所松任本所(旧称「国鉄松任工場」)のイベントからお届けします。
写真は、松任で保存されるSL、2272です(写真)。確か、明治期のノースブリティッシュ製のタンク式SLです。
通常国産SLでは機関士は左ですが、輸入機の多くは機関士が右です。助士席側からの眺め(写真)。加速時は石炭くべ、減速時はハンドブレーキが仕事のようです。機関士のエアブレーキは2つあり、編成ブレーキと単弁の2つと思われます。
機関士側からの眺め(写真)。加減弁(アクセルに相当)は左手で、ブレーキは右手で操作のようです。
北の方では小型SLは、ジョルダン除雪車に改造される例も多く、ジョルダン車はイタ車並みに個体差がありますが、それは種車がバラバラだからで、一歩間違えばこれもそうなっていたのかもしれません。運良く免れたと言うべきか。
それでは、次回をお楽しみに。