Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

小さいながらも#1

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 それでは、今回からは、伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。

 写真は、ED33(写真)。ED32と共に入線、戦時期の東芝製規格品です。同形は各地の私鉄で見られましたが、最近は数を減らしています。

 運転台見学を行っており、行列し中に入ります。

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 運転台の計器類(写真)。パネルに取って付けたような装備です。向きは枕木方向、横を向いて運転します。凸型ですから、前後どちらにも同じ運転台で、当然ですが。

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 運転台右手の、マスコン(写真)。東芝製、日本式に扇形では無く、ヨーロッパ風に回転式です。

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 運転台左手の、ブレーキ(写真)。電車用のブレーキハンドルを装備して使うようになっています。また、編成ブレーキのみで、機関車用の単弁はありません。

 よく見ると、如何にも戦時形の簡易設計になっており、同形電機を量産することによって、さらに資材節約を目指していたのが分かります。

 通常伊豆箱根鉄道では重連で使用されますが、重連総括制御が装備されている様子も無く、本当に「気の合った」運転が必要なようです。

 それでは、次回をお楽しみに。