それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。
今回は、小型車体のボギー式路面電車、321です(写真)。2軸車では足りない、しかし大型車体は不要という線区用の車両です。
路線維持には、このような車両も有効であった、ということです。
運転台(写真)。計器は一つのみ残り、マスコンとブレーキのみが装備です。入口の分割式引き戸が見えています。
車内(写真)。シートはビニールレザー張りで、床面は木材、やや古い車両です。
現在札幌市電も1系統のみで、路線が縮小してしまいました。その代わり地下鉄網が整備されたわけですが、復活はあるのでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。