それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターからお届けします。
写真は、パンタグラフ、PS109(写真)。701系用のシングルアームパンタグラフ、701系は交流専用の電車ですので、交流区間用のもののようです。
永く日本では菱形や下枠交差形パンタグラフが用いられ、シングルアーム形は使用されませんでしたが、流石に現在は主流です。屋根上の重量軽減にも有効な対策です。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターのイベントからお届けします。
写真は、見てのとおりE6系、E621-19です(写真)。大曲方面先頭、通常はE5系を連結する側ではありませんが、連結器カバーは開閉式になっています。
運転台(写真)。車両の大きさから単座で、左手マスコンが加速7段に勾配抑速、抜き取りがあり、右手にブレーキ、逆転機があります。中央が速度計のモニター、右手のモニターと併せ、列車の状態を刻一刻確認出来ます。
待合は、客室で(写真)。一般車であることから半直接照明、4列シートで、モケットはゴールドです。デッキ仕切りは木目で、間にはLED情報表示板があります。新幹線としては、一般的な仕上がりです。
話は変わりますが、長野の水没新幹線E7系は、廃車とのこと。120両、JR東日本ならやりかねない雰囲気でしたが、修理しても新製以上の費用が掛かる危険性があり、しかも水に混じった臭いがついてしまえば手間は何倍、やはりやむを得ないのか。しかし、上越新幹線置き換え用3編成を加えても、まだ足りません。E2系廃車は早まった、という感じもします。当分「あさま」の間引きで暫定ダイヤを組むのでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターからお届けします。
写真は、キハ40 569(写真)。両運転台の車両です。
手前側の台車(写真)。M台車で、左側が駆動軸、右は付随です。ウイングバネペデスタル式のようですが、バネの外側をゴムが覆い、凍結を避けているようです。駆動軸には滑り止めの砂を溜めた砂箱があります。他の車両とは方転しているようです。
もう一方の台車(写真)。T台車のようです。前後ともボルスタ台車となっています。
同じキハ40系の筈ですが、ロットにより大いなる変化があるのが注目です。単に暖地形、寒地形、酷寒地形の違いを超え、同じ秋田でも変化に富んでいます。といっても、やはり車重の問題は避けられず、各社で対応が異なります。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センター(旧称「南秋田運転所」)からお届けします。
写真は、キハ40系、片運転台のデッキ付き、キハ48 520です(写真)。青の秋田の塗装になっています。
後方、T台車(写真)。ボルスタ台車で、ウイングバネがゴムカバーをしているのか、あるいは円筒案内式か、あまり見たことが無い形です。酷寒地用が余り、内地に戻ってきたかのようです。
M台車(写真)。後位側には滑り止めの砂箱があり、これが駆動輪、いわゆる「1軸駆動」です。これも、同じ形です。
キハ40系は、電車並みの大型車体に、高速性能が加わり、期待された形式ですが、車重が増えた割に機関出力は向上せず、燃費がかさむという欠点があります。そのため、JR各社では機関を更新したり、直噴化改造したりしましたが、やはり国鉄形、置き換えの時期が近づいています。例えばJR東海では置き換えが完了し、使用していた車両は海外に輸出されました。JR筆頭である東日本でも置き換えは進んでいますが、未だ完了はしていません。逆に、今後重要となる気がします。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターからお届けします。
写真は、キハ40 2018です(写真)。両運転台、首都圏色の気動車です。
写真は、トイレ側の台車(写真)。T台車のようです。キハ20系とほぼ同形の、ウイングバネペデスタル式の軸箱支持の台車です。ボルスタ付きの台車の前の設計です。
もう一方の台車(写真)。こちらも同様ですが、M台車らしく、内側の車輪には砂箱があり、空転防止の装備となっています。1軸駆動ということでしょう。
キハ40系は、国鉄としては最後の全国区気動車で、バリエーションがあるのは分かりますが、同じ寒冷地でもこんなに違うのは、意外です。いろいろな試験が行われたのでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、JR東日本秋田車両センターからお届けします。
写真は、「リゾートしらかみ」改め「あきたクルーズ」号です(写真)。キハ48 701が車番です。
その、台車(写真)。ボルスタ台車、軸箱支持は軸バネペデスタル式になっています。
同じ編成の、キハ48 1543の、台車(写真)。軸箱支持が、ウイングバネペデスタル式とも、円筒案内式(シュリーレン式)とも見える形になっています。酷寒地形のようにウイングバネにゴムカバーを被せたようにも見え、微妙です。ここまで、キハ40系気動車の台車を注目したことはありませんでした。
同じ形式なのに、製造メーカー、製造ロットによって大きく違うことはあります。しかし、これは極端な気がします。まあ、乗り心地が良ければ、それで良いという考え方もあります。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、暫く空きましたが、再開したいと思います。場所は、引き続き秋田からです。
写真は、男鹿線に使用される蓄電池電車、EV-E800-1(EV-E801系)です(写真)。この車両は、青く塗られています。
運転台(写真)。左手ワンハンドルマスコン、モニターには電車の状態が表示されます。他は、ほぼ電車と同じです。
車内(写真)。3ドアロングシート車、この地域では、このスタイルは初めてでしょう。
車内のモニターには、現在の電車のエナジーフローが見えています(写真)。蓄電池を放電し空調等を動かしており、まだ充電は必要ないようです。
烏山線に続き、男鹿線でも蓄電池電車が使用されます。終点には充電施設もあるのでしょう。まだ比較的短距離の非電化であり、これで十分ですが、将来的にはもっと長い距離を走れる電車が求められるのでしょう。省エネ化で、一層磨きをかけます。
それでは、次回をお楽しみに。