Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2018-01-01から1年間の記事一覧

過去、現在、未来#13

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、昨日の3011の相方、3012、「メーテル」です(写真)。この中も見学しました。 運転室の、助士席(写真)。既に座席は無く、助士が付くときは立っていました。 運転台(写…

過去、現在、未来#12

それでは、今回も引き続き、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は10連の3ドア車、3000系、3011「車掌さん」です(写真)。 車内が見学出来るので、中に入ります。 運転台(写真)。右手のブレーキハンドルは外されています。左手のマ…

過去、現在、未来#11

それでは、今回も引き続き、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E31の、連結器周り(写真)。E854と比べるとおとなしいですが、ホースは3本、柴田式並形自動連結器に、重連総括用のジャンパ栓も用意されます。 飯能を通らない東飯能…

過去、現在、未来#10

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、西武鉄道の電機の最後を飾る新製機関車、E31形E31の、台車(写真)。これは再利用品とのこと、国鉄旧性能電車80系の動台車、DT20Aを再利用したものとのこ…

過去、現在、未来#9

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真はかつて一世を風靡した101系、1224の台車(写真)。住友金属(現「新日鐵住金)FS072です。ボルスタ台車、これも各社で見られる台車です。 今でこそ日立製もありますが…

過去、現在、未来#8

それでは、今回も引き続き、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は昨年突如引退となった9000系、9006です(写真)。4ドア10連で、引退の理由が分かりませんでしたが、ラッピング車も多数、抵抗制御車の最期の装飾という考え方も出来ま…

過去、現在、未来#7

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E61の台車(写真)。元鉄道省ED11 1、引退後西武に移籍したものです。米国GE製、英国製と一線を画しています。軸箱支持はイコライザー式、当時の多くの日本の車両が用…

過去、現在、未来#6

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 今回は、西武E52の台車です(写真)。元鉄道省ED12 2、スイスのブラウン・ボベリとシュリーレンの合作です。板台枠に板バネで軸箱を支持しています。 クイル駆動といい、スイス製…

過去、現在、未来#5

それでは、今回も引き続き西武横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E43の台車です(写真)。同機は、元ED36 1で、その前は青梅鉄道3号として落成した機関車、イングリッシュ・エレクトリック製の「デッカー」一族とされます。板台枠に板バネ…

過去、現在、未来#4

それでは、今回も引き続き、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、西武E71、元鉄道省ED10 2の、台車(写真)。米ウエスティングハウス・ボールドウィン製、台車は棒台枠までは分かりますが、何という形式でしょう、大正期のもので、イ…

過去、現在、未来#3

それでは、今回も引き続き西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E854の、台車(写真)。EF65同形に製造された同機ですが、車輪の輪心に所々円形の小さな穴が空いており、それは65とは異なるものです。 JRでも一般形65はほとんど…

過去、現在、未来#2

それでは、今回も引き続き、西武横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E854の連結器部分(写真)。輻輳するエアホースに、ジャンパ栓とジャンパ栓受けが見えます。この辺りは65F形にも似ていると言えますが、しかし連結器は通常の自動連結器で、…

過去、現在、未来#1

それでは、今回からは、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、E851形E854(写真)。私鉄史上最大最強の電気機関車で、三菱電機製、国鉄EF65同形で、重連総括制御も可能ですが、65F形とは多少異なるようです。 運転士席(写真)…

数年おき#22

それでは、今回は長かった連載、名古屋市交通局藤が丘工場イベントからの、最終回です。 写真は、名古屋市交通局5050系運転台下部に設置される、ATO(Auto Train Operate)装置です(写真)。5050系落成時には装備されておらず、…

数年おき#21

それでは、今回も引き続き、名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします。 写真は、「ブレーキ継電器」です(写真)。電気指令で操作するブレーキ信号を、ブレーキ作用装置に送る装置です。 昔の気動車では、ブレーキではありませんが制御信号の電…

数年おき#20

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、「逆流阻止ダイオードヒューズ」です(写真)。大電力用のダイオードで、VVVFに供給される電力直流600Vが、逆方向の電力であればダイオードとして、おそらく500A…

数年おき#19

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、圧縮装置起動装置です(写真)。CPの電動機に電気を供給して起動させ、必要な空気圧になった時点で停止するまで制御する装置のようです。そのモーター…

数年おき#18

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、名古屋市5050系の、コンプレッサー(CP)(写真)。ブレーキ等の動力源である圧縮空気を製造する機械、現在はスクロール式が主流ですが、これは3シリンダーのピストン…

数年おき#17

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、NSC作用装置(写真)。同系は電気指令式ブレーキですので、運転室のブレーキ電気指令と乗客数(荷重)によって、ブレーキの圧力を調整する装置です…

数年おき#16

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、母線ヒューズ(写真)。主回路、則ち母線に異常な大電流が入ったときに、主回路を守るために切れるヒューズです。 最大の理由は落雷でしょう。東山線は…

数年おき#15

それでは、今回も引き続き、名古屋市営地下鉄東山線藤が丘工場のイベントからお届けします。 5050系はピットに入り床下から見学出来ます。写真は、奥がエアチリコシ、手前が除湿電磁弁です(写真)。チリコシは圧縮空気から塵を濾しとる装置、除湿電磁弁…

数年おき#14

それでは、今回も引き続き名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします 写真は、5050系のATC受電器(写真)。レールを流れるATC信号電流を拾うアンテナです。 名鉄電車も通る鶴舞線、上飯田線、及び同規格の桜通線はそうではありませんが…

数年おき#13

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、ATC装置(写真)。ATO装備前は、運転士に速度信号を示し、そのとおり動作しない場合は自動的に減速する装置でした。 今ならATS-Pでも良い…

数年おき#12

それでは、今回も引き続き名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の接地スイッチ(写真)。点検時に装置を個別に接地、則ちアースと入切するためのスイッチです。 現在の電車は基本的にはメンテナンスフリーです…

数年おき#11

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の高圧接触器です(写真)。高圧回路、則ちVVVFを動作させるためのスイッチとのことです。 パワーエレクトロニクスにおける半導体技術は格段の進歩を…

数年おき#10

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系駆動の中枢である「主制御器」、VVVF(インバータ)です(写真)。VVVFは、和製英語です。 名城線2000系でVVVF車の製造を開始した名古屋…

数年おき#9

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、5050系の、断路器(写真)。第三軌条の電流からVVVFを切り離す装置で、考えられるのは異常電流が入ったときと、VVVF故障時でしょうか。場所も、VVVFすぐ横です…

数年おき#8

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、冷暖房制箱(写真)。設定温度でしょうか、車掌席からの設定に合わせ、屋根上クーラーあるいは床下ヒーターを制御する装置です。 これは運転そのもの…

数年おき#7

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、名古屋市5050系の、断流器(写真)。モーターへ送る電流を入切する装置とのことです。勿論、インバーターのスイッチング素子とは異なります。 必要な装備なので、装備され…

数年おき#6

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今日の写真は、5050系の、断路器(写真)。第三軌条から集電した電気や、VVVFの電力を切り離すことができる、スイッチです。ただ電流が大きいため、通常のスイッチでは耐えら…