Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

軌道から鉄道へ#10

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 それでは、今回は、京阪電鉄寝屋川の最終回です。

 今回は、2200系2371の台車です(写真)。今までの「エコノミカル」とも異なり、コキ100系列の台車に心なしか似ています。同系T台車の製造は住友金属(現「新日鉄住金」)とのこと、いろいろな形が見られます。

 しかし、新車の登場で勢力は半減、今一度注目の必要があるのか。残された時間は、あまりありません。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#9

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 それでは、今回も引き続き、京阪電鉄寝屋川のイベントからお届けします。

 写真は、2200系、2353の台車(写真)。これもM台車か、いわゆる「エコノミカル台車」のスタイルです。昨日のものとは、ボルスタアンカの向きは反対です。車輪より小さい台車枠は、注目です。

 この車輌の元となった2000系は、後に2600系という形で生まれ変わりますが、これらの台車の一部は、技術発展の生き証人として、保存されているとのこと。確かに、それだけの価値はあります。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#8

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 それでは、今回も引き続き京阪寝屋川のイベントからお届けします。

 写真は、京阪で最旧系列のひとつである2200系、2209です(写真)。昇圧前の設計で、昇圧時に冷改も行われた系列です。

 この時は気付きませんでしたが、これは2600系と共に、趣味人、特に台車ファンにはたまらない系列のようです。

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 その台車(写真)。いわゆる汽車会社「エコノミカル形」の一種のようで、現在同形はあまり見かけず、珍しい形でしょう。

 昇圧とそれに伴う冷房改造、そして編成の組成変更に伴う新造・廃車があり、また電動車・付随車でも異なるとのことで、多分整理し出すときりがないようです。しかも、一部に廃車が出ており、記録前に終わる、という可能性もあります。ちょっと、そこまでする気はしませんが。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#7

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 それでは、今回も引き続き京阪寝屋川からお届けします。連休の遠征等で途切れていましたが、再開したいと思います。

 写真は、63の、連接台車(写真)。前後の車体の中間にあるものです。典型的な昭和初期の台車、両車軸の間にイコライザが渡され、その上に軸バネ、更に板バネの枕バネがあります。

 台車の技術変遷史の上からも重要な台車、本当に貴重です。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#6

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 それでは今回も引き続き、京阪電鉄寝屋川のイベントからお届けします。

 今回も引き続き、63です(写真)。注意すると、各車両ドアが2つあり、それぞれ高さが違うのが分かります。

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 鉄道線用のドア(写真)。ステップは鉄板で造られます。

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 軌道線用のドア(写真)。鉄板の下にステップがあり、地上から乗降出来る形になっています。外側も、地上から登れる位置までドアがあります。

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 同車は、連接車です。連接部は、回転出来る屈曲部があります(写真)。

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 照明(写真)。蛍光灯では無く、電球、しかし凝った意匠です。

 方式は違いますが、鉄道・軌道双方を走る同車は、京阪の看板電車であったことは間違いありません。だから平成の世まで残ったわけで、記念すべき一両です。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#5

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 それでは、今回も引き続き、京阪寝屋川のイベントからお届けします。

 今回は、63「びわこ」号です(写真)。かつて、京阪三条駅が地上で、鴨東線も無く、京津線も軌道であった時代、天満橋から浜大津までスルーする運用のため製造された、60形。その、唯一の現存車輌です。

 外観は修復され、動態化が目標だそうですが、本線も昇圧、京津線京都市営地下鉄とも乗り入れで、走らせる場所は石山坂本線しかありません。

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 運転台(写真)。ドアで仕切られた、半室運転台です。機器は、路面電車や戦前形電車とほぼ同様の装備です。

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 助士席側ですが、半室客室で、ハンドブレーキ以外は乗客スペースです(写真)。

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 キャブ周辺を、少し離れて(写真)。位置関係、面積が分かると思います。

 木材が多用されるのは戦前形車両には多く、これが美しい姿で現在まで残っているのは、ある意味驚きでもあります。この電車の特徴を、もう少し見ていきたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#4

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 それでは、今回も引き続き京阪寝屋川のイベントからお届けします。

 写真は、(新)3000系3004の動台車(写真)。先日の最新型13000系とほぼ同形、ボルスタつき軸はり式の台車です。同じ川崎重工製でしょう。ただ、ボルスタとボルスタアンカの位置関係は、反対にクロスになるようかける会社が多い中、京阪は同方向に揃えています。

 軸箱支持は進化しましたが、ボルスタ付きが復活しているのが、最近のトレンドのようです。台車にこだわりがある会社ならではです。

 それでは、次回をお楽しみに。