それでは、今回も引き続き夕張市「石炭と歴史館」イベントからお届けします。
写真は、夕張鉄道14の、シリンダー(写真)。ここは種車の8620のままのようです。
その、ダイヤモンドヘッドから後、動輪まで(写真)。ダイヤモンドヘッドは国産のものとは異なる感じで、輸入機であろう9200のままと思われます。また動輪は小さく、水かき(ウェッブ)のないスポーク動輪で、これも初期のものです。夕鉄と日立の合作、歴史的な車両です。
夕鉄は勾配のきつい区間があり、結果このようなSLが多く、この後は9600形の自社発注、及び国鉄からの購入ということになり、必要数を満たしています。石炭を運ぶ鉄道ですから、石炭で動くのは当然という感じはしますが、まだ当時の石油はタダ同然、旅客は気動車も多く用いられました。
それでは、次回をお楽しみに。