Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

次回は無いかも#1

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 それでは、今回からは夕張市「石炭と歴史館」保存車両をお届けします。

 夕張駅ヤード跡地の平原に設けられた、夕張石炭と歴史館は、幾つもの展示館があり、一大テーマパークでしたが、夕張市の財政の著しい悪化により大半が閉鎖となり、一部が営業するのみです。その、閉鎖になった施設の一つに「SL館」があり、営業当時の撮影失敗で撮り直したいと思っていたのに、非常に残念でしたが、昨年お盆と9月初旬に公開イベントがあり、お盆には交通機関の運賃が高く残念でしたが、9月の平凡な週末は一番安いフライトを選択し、遂に撮り直す機会を得ました。

 写真は、夕張鉄道(鉄道廃止)の、14号SLです(写真)。国産SL8620形のボイラ等と、恐らく輸入SLでしょう、9200形の足回りを組み合わせ製造されたSLとのことで、全4両ありましたが、現存は2両とのことです。

 なお、車体が傾いて見えますが、実際に写真左側に傾いており、支えるサスペンションが平行を維持出来ないようです。

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 キャブの左側は、機関士席です(写真)。撒砂装置、逆転機、加減弁、編成と単機のブレーキハンドルが見えています。ボイラは8620形ベースとのことで、焚口は小さいです。

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 キャブ右側は助士席です(写真)。バルブ、水面鏡、その他装置が見えています。

 やはり滅多に無い機会であったことから、多くの人が集まり、照明の点かない暗闇の中でゴソゴソ撮影していました。復活とかは無いのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。