それでは、今回も引き続き北海道の保存車両をお届けしたいと思います。
写真は、9600形49600です(写真)。401両目です。
戦時には全国からかき集められ、多数満州方面へ出征した機関車で、北京市の「中国鉄道博物館」にも2輌保存車があります。
足回り(写真)。1D0のコンソリデーション、中国語では「協調形」と書かれます。因みに、D51等のミカドは、「天皇形」です。
スポーク動輪、主連棒は第3動輪に繋がれ、この動輪はバランサーが大きく、主動輪であるのがわかります。
キャブ(写真)。ボイラの位置が高いのがキューロクの特徴ですが、焚き口は小さく、片手でチェーンを引き開ける形、片手スコップのみ使用可能です。
やはり公園保存で、水面計等のガラスは駄目で、ちょっと残念です。
それでは、次回をお楽しみに。