Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

風雪に耐え#18

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 それでは、今回も引き続き北海道の保存車両をお届けしたいと思います。

 写真は、9600形49600です(写真)。401両目です。

 戦時には全国からかき集められ、多数満州方面へ出征した機関車で、北京市の「中国鉄道博物館」にも2輌保存車があります。

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 足回り(写真)。1D0のコンソリデーション、中国語では「協調形」と書かれます。因みに、D51等のミカドは、「天皇形」です。

 スポーク動輪、主連棒は第3動輪に繋がれ、この動輪はバランサーが大きく、主動輪であるのがわかります。

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 キャブ(写真)。ボイラの位置が高いのがキューロクの特徴ですが、焚き口は小さく、片手でチェーンを引き開ける形、片手スコップのみ使用可能です。

 やはり公園保存で、水面計等のガラスは駄目で、ちょっと残念です。

 それでは、次回をお楽しみに。