それでは、今日は、三次の8620を見たいと思います。
三次市の市施設には、8620形48650が保存されます(写真)。ちょうど正月前の整備中でした。許可を得て、柵の中に入れさせて貰いました。
折角ですので、キャブにも入りました(写真)。典型的な日本型、左機関士もそのままです。ボイラもあまり大きくなく、急行旅客用でした。
花輪線では貨物にも使用された8620形、オリジナルのスポーク動輪では無いボックス形動輪も一部で使用されたそうですが、現存しないようです。
陰陽に渡る路線は、中国山地を越えるので、なかなか困難な運用でした。その頃に思いを馳せたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。