Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

その他構造物

四者四様#7

それでは、今回も引き続き、都営浅草線馬込のイベントからお届けします。 写真は、現在の浅草線主力5300系のモーター、TIM1Aです(写真)。交流誘導電動機と思われます。 5300系は、VVVF制御で、まだまだ安泰と思っていましたが、最終編成…

四者四様#6

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、エアーコンプレッサー(CP)(写真)。現在流行のスクロール式では無く、レシプロ式のようです。モーターを動力にするCPです。 電車なら電気があるので、電動式で問題…

四者四様#3

それでは、今回も引き続き東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、12-358、12-300形の先頭車です(写真)。軌間は1,435ミリですが、トンネルは小型断面、鉄輪式リニア地下鉄と呼ばれます。 その、制御装置(写真、12-3…

四者四様#1

それでは、今回からは、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、E5002、E5001とのペアです(写真)。大江戸線車両を馬込検修場まで牽引するための機関車、鉄輪リニアと通常駆動の双方に対応します。 制御装置、VVVF他です(写…

小さいながらも#12

それでは、今回は、伊豆箱根鉄道大場のイベント最終回です。 写真は、3505の、軌条塗油装置です(写真)。急屈曲でのレールと車輪の摩擦を減らすために、一部の車両に装備される装置です。車両に搭載されることが多いですが、専用の機械を特定の場所に設…

小さいながらも#11

それでは、今回も引き続き、伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、3000系3505の、蓄電池箱(写真)。中に蓄電池が入っています。一般に蓄電池は起動に使われる他、MG、SIV故障時の制御系維持のための、電源に使用されます。 …

小さいながらも#10

それでは、今回も引き続き、伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、ブレーキ制御装置(写真)。先頭車の3505のものです。電気指令式ブレーキを、空気制動にするための装置と思われます。奥には保安ブレーキ装置、手前にはブレーキ継電器…

小さいながらも#8

それでは、今回も引き続き伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、3010の主制御器(写真)。恐らく時代から、界磁添加励磁制御と思われますが、いずれも電動カム軸で制御される、従来の抵抗制御の延長上の制御方式です。回転してガチガチ…

小さいながらも#7

それでは、今回も引き続き、伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、中央が「断流器」、右の小さな箱の上部が予備励磁接触器、下部が低電圧継電器です(写真)。器具は外されていますが、中央はブレーカーで、主回路の保護装置です。接触器は…

小さいながらも#6

それでは、今回も引き続き伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、3010の、主接地です(写真)。刃形のスイッチ、正にマスタースイッチです。レールと回路とを繋ぎ、切りするスイッチです。 事象の内容と程度によって回路を切る場所は異…

小さいながらも#5

それでは、今回も引き続き伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、主開閉器(写真)。主回路のスイッチ、刃形のものです。モーター他直接架線電圧がかかる部分のスイッチになります。通常は入、故障時及び整備時に切ります。 電圧がかかった…

小さいながらも#3

それでは、今回も引き続き、伊豆箱根鉄道大場のイベントからお届けします。 写真は、ED33の、ATS車上子(写真)。一般に、車体に固定されていることが多い装置ですが、この車両では台車の全部に金具を取り付け、装備しています。 足回りの装備から考…

繰り上げ#11

それでは、今回も引き続き東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 「SL大樹」の客車はJR四国から譲渡された14系客車ですが、これは12系客車を発展させた、特急用客車でした。そのため、12系同様にDGが付いています。その、DGの動力部であ…

繰り上げ#10

それでは、今回も引き続き東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、菱形パンタグラフ、PT4801です(写真)。8000系や6050系に使用されるものです。現在のパンタグラフの主要メーカー、東洋電機製です。 最近は、軽量化されたシン…

繰り上げ#9

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、TDK544(写真)。142kwの直流モーター、電気機関車5050形、5070形のモーターです。吊り掛け式の架装、車軸の支持部分が見えています。 スイスのように精…

繰り上げ#8

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、TM-83直流電動機、10000系、10030系、20000系まで使用された、直流電動機としては最終期のものでしょう。以降10080系、20050系からはVVVF…

繰り上げ#7

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は電動機、TDK-824です(写真)。直流主電動機、恐らくDRC1720系の再利用で、制御方式は界磁位相制御とも、他励界磁制御とも呼ばれるべき制御方式で、200系用の…

繰り上げ#6

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、TM90形電動機、100系「スペーシア」用の出力150kwの三相かご形誘導電動機です(写真)。 VVVFは平成の技術、バブル期には旺盛な車両需要と共に量産されまし…

繰り上げ#5

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、TM03、50000系に使用される、出力165kwの三相かご形誘導電動機です。60000系、70000系が登場し最新系列ではなくなりましたが、まだ新しい、5005…

繰り上げ#4

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 今回も、エアーコンプレッサー(CP)です(写真)。HS20Cという形式のようで、レシプロ式のコンプレッサー、1分間に1,600ccの圧縮空気をつくるようです。 昔はこの形…

繰り上げ#3

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 写真は、エアコンプレッサー(CP)、RWS20Aという形式らしく、1分間に約2,000ccの圧縮空気を供給出来る機械です。主要部品に「ナブテスコ」と入っています(日本ナブ…

繰り上げ#2

それでは、今回も引き続き、東武鉄道南栗橋のイベントからお届けします。 今回の写真は、MG、電動発電機です(写真)。架線の直流電力から、制御系、他サービス設備用の交流電力を得るための装置、機番はCLG703、容量75kVAです。8000系等に…

過去、現在、未来#16

それでは、今回も引き続き、西武鉄道横瀬のイベントからお届けします。 写真は、池袋、元町・中華街、西武秩父方先頭、40102の、前部側面です(写真)。ここだけ、他の部分と異なっています。 その位置には、車椅子スペースがあり、車椅子を固定するこ…

数年おき#22

それでは、今回は長かった連載、名古屋市交通局藤が丘工場イベントからの、最終回です。 写真は、名古屋市交通局5050系運転台下部に設置される、ATO(Auto Train Operate)装置です(写真)。5050系落成時には装備されておらず、…

数年おき#21

それでは、今回も引き続き、名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします。 写真は、「ブレーキ継電器」です(写真)。電気指令で操作するブレーキ信号を、ブレーキ作用装置に送る装置です。 昔の気動車では、ブレーキではありませんが制御信号の電…

数年おき#20

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、「逆流阻止ダイオードヒューズ」です(写真)。大電力用のダイオードで、VVVFに供給される電力直流600Vが、逆方向の電力であればダイオードとして、おそらく500A…

数年おき#19

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、圧縮装置起動装置です(写真)。CPの電動機に電気を供給して起動させ、必要な空気圧になった時点で停止するまで制御する装置のようです。そのモーター…

数年おき#18

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、名古屋市5050系の、コンプレッサー(CP)(写真)。ブレーキ等の動力源である圧縮空気を製造する機械、現在はスクロール式が主流ですが、これは3シリンダーのピストン…

数年おき#17

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、NSC作用装置(写真)。同系は電気指令式ブレーキですので、運転室のブレーキ電気指令と乗客数(荷重)によって、ブレーキの圧力を調整する装置です…

数年おき#16

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、母線ヒューズ(写真)。主回路、則ち母線に異常な大電流が入ったときに、主回路を守るために切れるヒューズです。 最大の理由は落雷でしょう。東山線は…