それでは、今回も引き続き関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、DD502の、連結器(写真)。柴田式自動連結器、錠の開放は上作用式です。エアホースは1本で、それ以外の装備はありません。
写真に、ヘッドマーク様のシールが貼られ、このイベントの日付があります。2年前、あの頃はコロナの騒ぎはありませんでした。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、DD502の、動台車(写真)。後位側になります。台車の外側で、バランサーの付いたロッドで繋がっており、それが特徴となっています。
初期のDLでは、SL同様にロッドで動輪が繋がれており、それがバランスを崩さないようバランサーをつけています。それは、左右同様ですが、恐らく120度ずれています。
機関側、則ち前位側の動台車(写真)。こちらも同様、台車の外側にロッドとバランサーが付いています。電気機関車と蒸気機関車の中間のような構造です。
現在ではこのような構造のDLは製造されておらず、技術的にも過渡期のもので、貴重なものと思われます。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も懲りずに関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、何度も出てきた、DD502です(写真)。還暦を迎え、古豪ですが、現役機ではありません。
その、運転台に入りました。補機側のキャブ(写真)。こちらは、概ね現役当時のままです。左手がブレーキ、右手がアクセルは、SL以来機関車のお決まりです。ブレーキは下が編成ブレーキで、上が単弁、単機用ブレーキ、車のサイドブレーキに相当するのだそうです。
機関側のキャブ(写真)。ブレーキと加減弁のハンドルは既に無く、外されています。
今も動くなら、正にエバーグリーンという感じがしますが、残念、仕業も無いため引退しました。今は、残っているだけでも大きいです。
そうすると、元の系列会社であった鹿島鉄道(廃止)の、DD901が思い出されますが、あれは移動不可能とのことで現場解体となり、残念でした。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、キハ2302の、連結器(写真)。自動連結器に似ていますが、一般には「密着小型自動連結器」とされ、国鉄形気動車を中心に、私鉄などでも多用される連結器です。
この最大のメリットは、国鉄・JRの機関車や客車、貨車等に使用される「柴田式自動連結器」と連結出来るらしいことです。甲種輸送では連結器を変えたり、中間連結器を使用することもあるようですが、基本的な仕組みは同じですので、可能なのでしょう。
なお、右手にはジャンパ栓が見えています。キハ2302も新しい気動車と思っていましたが、もっと後のキハ5000系等とは、緊急時以外は連結出来ず、ブレーキ方式等も異なるようです。キハ35や30が走っていたのは、何時の昔か。
それでは、次回をお楽しみに。
それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、キハ2302の、ATS車上子(写真)。ATS地上子からの信号を受信して、運転士に停止の指示を送り、それでも停止しなかった場合は列車を強制的に停止する装置です。
昭和の頃は首都圏でもATS-Bが普通で、確認ボタンを押すとATSが停止しましたが、それが原因で東中野の追突事故が起き、首都圏では速度照査も出来るATS-P、他も停止するまで鳴り止まないATS-Sへと変更になりました。しかし更に尼崎の脱線事故を原因に、全鉄道がATS-P導入すべしとなり、現在各社で対応中とのことです。安全装置の最大の目的は、「事故の防止」であり、いずれも苦い教訓から得られたものです。
それでは、次回をお楽しみに。