Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

復活#2

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 それでは、今回も引き続き神戸市交通局名谷のイベントからお届けしたいと思います。

 写真は、神戸市電760の前頭部(写真)。最終期の車輌でしょうか。

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 運転台(写真)。子供が遊んでいますが、ほぼ鋼製、戦後製造のようです。しかし計器は少ないようです。

 これだけでも保存され、今後に継承されます。在りし日に思いを馳せたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

復活#1

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 それでは、今回からは神戸市交通局名谷のイベントからです。

 写真は、神戸市初期の路面電車、101の前面です(写真)。この部分のみ保存されます。

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 裏側(後側)には、マスコンとブレーキの運転装置が装備された状態で保存されています(写真)。左がマスコン、右の機械がブレーキ弁ハンドルを入れる弁です。

 裏側を見ると分かりますが、木材でここまで製造され、恐らく半鋼製電車であったことが分かります。日本には良質の木材があったことから、このように多用されていました。

 それでは、次回をお楽しみに。

Junction#5

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 それでは、今回はJR高崎駅イベントの最終回です。

 写真は、ご存じD51 498(写真)。JR東日本で一番活躍しているSLです。同イベントにも参加していました。

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 足回り(写真)。1D1のミカド形、代表的な日本型のSLです。

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 更に、ダイヤモンドヘッド周辺をアップで(写真)。この部分で、前後の往復運動が回転運動に変換される、SLの心臓部です。

 同イベントでは、DD51が4両並び壮観でしたが、構造という点では残念でした。また、来年です。

 それでは、次回をお楽しみに。

Junction#4

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 それでは、今回も引き続きJR高崎駅のイベントからお届けします。

 写真は、DE10 1571(写真)。国鉄標準色を纏ったDE10です(写真)。

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 足回りを見ていきます。三軸台車はDT141、DT132ではありません。こちらも波打では無い圧延車輪です。

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 二軸台車(写真)。こちらはDE131Eのままのようです。

 残っているのが1000番代、1500番代のみで、従前の車輌は既に引退したようです。残念。

 それでは、次回をお楽しみに。

Junction#3

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 それでは、今回も引き続き、JR高崎駅のイベントからお届けします。

 写真は、DE10 1705の台車です(写真)。エンジン側の台車、それぞれが独立した連接台車で、表記上はCではなくAAAです。形式名は、DT132改良型のDT141とされます。

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 短いボンネット側の台車(写真)。DT131Eとされます。

 車輪はいずれも圧延車輪と思われますが、波打車輪では無く、少々古い形です。まあ、国鉄形ですし。

 それでは、次回をお楽しみに。

Junction#2

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 それでは、今回も引き続き、JR高崎駅のイベントからお届けします。

 写真は、茶色の塗色を纏う、DE10 1705です(写真)。点検用の扉を全部開け、ボンネット内部が見えています。

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 そのうちに、駆動機関DML61ZBが見えています(写真)。DD51の機関DML61Zを改良し、初期のDE10はDML61ZAを使用しますが、この更に改良された機関です。61リットル級V12気筒インタークーラーディーゼルターボ、最大出力は1,350PSです。

 ここまで中身が見えていると、舐めるように見たくなります。

 それでは、次回をお楽しみに。

Junction#1

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 それでは、今回からは、JR高崎駅のイベントからお届けします。

 イベント開始時に、整理券を貰うと、新幹線の保守基地に入ることが出来ます。その時の写真から。

 写真は、「点検車」GA-100形です(写真)。トロ等が牽けるよう自動連結器、ピン形の棒連結器がありますが、現在はその前に軌道を確認する装置が装備され、使わないようです。

 点検車は、保線工事が終了後営業開始前に、軌道の安全を確認する車輌、目視のみならずカメラで確認します。運転はATOで、自動運転です。

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 しかし車輌は内燃式の2軸単車、台車では無く車軸(写真)。軸箱支持はウイングバネで、国鉄形共通の特徴です。

 今日も新幹線が安全に走るのは、点検車のお陰です。正に、安全の基礎となる車輌です。

 それでは、次回をお楽しみに。

応援団

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 それでは、今回は、復活SLであるC58 239のイベントからお届けします。

 3連休、中日でC58の休日となったこの日に、釜石駅特設会場で「SL銀河」特別公開イベントが行われました。主役は、会場に据え付けられました(写真)。

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 先輪、シリンダー及び主連棒までの、駆動部分(写真)。前後動が回転運動に変わる魔法は、複雑な形のダイヤモンドヘッドとその後の逆転機のお陰です。この調節で進行方向の前後も変えられます。

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 動輪(写真)。客貨両用のプレーリー、動輪は貨物用のD51より大きいですが、どちらにも使えます。しかし、釜石線には出力不足で、客車はオハフ51にエンジンを搭載した気動車JR北海道のキハ143形を使用しています。

 イベントではいろいろと振る舞われ、大きなホタテに味醂でしょうか、魔法の調味料をかけただけで美味しい焼きホタテになっていました。

 震災で大きな被害を受けた地域、こういった形で、少しでも状況が好転するよう願うのみです。

 それでは、次回をお楽しみに。

無念#4

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 それでは、今回も引き続き「栗原電気鉄道」ネタをお届けします。

 石越の遊園地「チャチャワールド」、ED201の後には、M153が保存されます(写真)。

 子供が入りたそうにしているのに便乗して、中に入ることが出来ました。

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 運転台(写真)。マスコンエアブレーキ、計器も少々、少し古い造りの電車です。

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 車内(写真)。木材を多用した、半鋼製電車でした。

 なお、その後には制御車のC153がありましたが、こちらは中を見ることが出来ませんでした。

 同園も、昨秋から休園、改装するとのことで、これらの車両が現在もあるかどうかは不明です。後悔は先には立ちません。

 それでは、次回をお楽しみに。

無念#3

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 それでは、今回も引き続き、「栗原電気鉄道」ネタをお届けします。

 石越の遊園地「チャチャワールド」には、栗原電気鉄道時代の車輌が何両か展示されています。

 写真は、そのうちの1両、ED201です(写真)。凸型の電機、特殊狭軌から狭軌に改軌時には、こちらも対応改造し、使用された機関車です。

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 その、運転台(写真)。片側に、横向きに座り、回転式のマスコンと、ブレーキハンドルを操作し運転します。時計入れも確認出来ます。奥には、回転式ハンドブレーキも確認出来ます。

 電気施設の老朽化、そして何よりも貨物輸送の全廃で、内燃化されたものの、基金の枯渇で残念な結果となってしまいました。

 それでは、次回をお楽しみに。