それでは、今回も引き続き、神戸市交通局名谷のイベントからです。
写真は、神戸市電800形808です(写真)。戦時色の濃くなった時期の車両です。
運転台(写真)。マスコンにエアブレーキ弁、及び圧力計のみで、簡易な運転台です。
戦時期の車輌として、それまでのセミクロスシートから、ロングシートに切り替わっています(写真)。輸送力の観点からはこうなるのでしょうが、断腸の思いであったのでしょう。
早くからツートンの塗色は、先進的でモダンな姿であり、港町らしいと言うべきか。しかし、路面電車全廃は、当時の風潮からはやむを得ないとはいえ、残念なことでした。
それでは、次回をお楽しみに。