それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車両センターからお届けしたいと思います。
写真は、ユニットブレーキのカットモデルです(写真)。車輪の踏面に制輪子を押しつけるブレーキ、則ち「踏面ブレーキ」です。量産化による価格低減も視野に入っているのでしょう。
一般には踏面+ディスク、というブレーキ装備が多いですが、ここにはディスクブレーキはありません。
その、分解した姿(写真)。圧縮空気の入るシリンダーに動作部、踏面ブレーキ制輪子と分けることができます。
こういったコスト低減は、209系、E217系以降は、徹底しています。E231系以降は通勤形と中距離形も同一系列ですし。本当に、「コスト半分、寿命半分」です。
それでは、次回をお楽しみに。