Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

立入不可#2

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 それでは、今日は、秩父鉄道三峰口の鉄道公園からお届けします。

 写真は、秩父鉄道デキ1です(写真)。大型の凸型電機、1200V対応改造もされました。

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 キャブの様子(写真)。当時の電機としては、普通の装備ですが、国鉄形電機と比べると、少し少ない感じです。

 しかし、昨年訪問時、ハチの巣が出来たらしく、周辺の立入は禁止されていました。ハチに刺されてまで行きたいとは、思いませんよねえ!

 それでは、次回をお楽しみに。

立入不可#1

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 それでは、今日は、真岡鐵道真岡に展示される車両をお届けします。

 写真は、国鉄真岡線当時に使用された、キハ20 247です(写真)。以前は別の位置にありましたが、静岡からのD51搬入に伴い移動し、本線に繋がる側線の隅に移動しました。

 移動前は、「SLキューロク館」の横にあり、階段があり内部見学が可能でしたが、現在は少し難しいようです。

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 運転台(写真、見学が出来た当時の撮影)。少し旧式ですが、今走っていても違和感はありません。

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 客室(写真、同上)。つい最近まで走っていたキハ52等と同じ、20系気動車とされ、冷房がない点を除けばあまり違和感はありません。少し、古い感じではありますが。

 20系気動車も、いまや「いすみ鉄道」のキハ52の1両のみとなり、保存車も数えるほどです。今後とも、保存が続くよう期待したいですね。

 それでは、次回をお楽しみに。

孤立

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 それでは、今日は、横浜市内の転車台をお届けします。

 写真は、「本牧市民公園」内の、転車台です(写真)。現在は線路が遠ざかり、どことも繋がらず、扇形庫も無く孤立して残っています。周辺にはD51がありますが、それだけです。

 臨海鉄道の跡地と思われ、元はヤード等があったと思われますが、現在は場所が変わっており、遺構のみとなっています。このまま、今後とも保存されると良いですね。

 それでは、次回をお楽しみに。

復活

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 それでは、今日は、三岐鉄道北勢線からお届けしたいと思います。

 写真の車両は226、半鋼製の電車です。北勢鉄道時代の電車と思われ、戦時統合で三重交通となり、後に内部・八王子線に移籍、四日市市内で保存されていたところ、北勢線近鉄から三岐鉄道に移管後、阿下喜駅に戻ってきました。

 この電車を整備するスタッフの中には、現役当時に北勢線で整備した、という方もいらっしゃるそうです。

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 運転台(写真)。左マスコン右ブレーキで、電車としては標準ですが、やはり古い電車で計器が少なく、旧式なのが分かります。速度計も正に後付けのものです。

 こういう初期の電車が残っていることは、素晴らしいことです。今後も大切に保存して欲しいです。

 それでは、次回をお楽しみに。

試験用#2

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 それでは、今日も引き続き豊田市「鞍ヶ池公園」からお届けします。

 昨日は、モ805をお届けしましたが、今日はその相方、ク2313です(写真)。これも半鋼製の電車、内装は木材を多用しています。

 かつて名鉄では、2000番代と3000番代は相方で、鋼製車体載せ替え組の番号でしたが、1両も現存せず、2000系、2200系は特急に、3100系、3150系、3300系、3500系、3700系は一般形VVVF車が使用します。

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 運転台(写真)。半室運転台ですが、横のドアはアルミ製、引退後保存のため設置されたものと思われます。オリジナルではないので、念のため。

 この2両で、新線であった豊田線(豊田新線)の試運転を行いました。その後本線に復帰しましたが、結局引退、安住の地を見つけました。

 なお、名鉄三河鉄道から引き継いだ免許は、八事が起点でしたが、瀬戸線栄町乗り入れ、及び鶴舞線との相互直通を条件に、名古屋市内の免許を名古屋市に譲渡したことから、現在の姿になります。

 それでは、次回をお楽しみに。

試験用#1

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 それでは、今日は、豊田市「鞍ヶ池公園」の名鉄電車をお届けします。

 写真は、モ805、旧式な半鋼製電車です。骨組みはともかく木材が多用され、非常にウッディーな車両です。

 地下鉄鶴舞線と相互乗り入れをする名鉄豊田線の、落成後の試運転を行った電車で、その縁で豊田市の公園に保存されます。

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 その、運転台(写真)。旧来の電車で、マスコンとブレーキ以外には計器も少なく、旧来の電車です。半室運転台になっています。

 それでは、次回をお楽しみに。

輸送力

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 それでは、今日は、都電の保存車両をお届けします。

 板橋区の公園に保存される、都電7508(写真)。大型車体の都電車両です。リニューアルをされながら、最近まで同形が走っていました。

 都電のオレンジに赤帯ではなく、白地に青帯、あまり記憶にありません。「都電思い出広場」の7500形とも異なります。

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 同車の運転台(写真)。現代の電車への変化の時期で、メーターが増えています。ワンマンで状況を判断出来るようになっています。

 大型車体の同車は、平成まで同形が使用され、輸送力を確保していました。路面電車としては高床ですが、ホーム嵩上げもバリアフリーの方法です。

 それでは、次回をお楽しみに。

帰郷

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 それでは、今日は東急世田谷線ネタをお届けしたいと思います。

 写真は、デ601、元東急の電車で、東急から江ノ電に移籍、各地から集められた「タンコロ」の1両ですが、江ノ電も2または4両連接となり、引退し、現在東急世田谷線宮の坂駅横にて静態保存されます(写真)。

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 世田谷区の施設として、中も見学可能です。

 運転台の様子(写真)。マスコンとブレーキ、圧力計のみで、スピードメーターもありません。少し古い電車です。

 輸送力の限界から江ノ電に移籍も、江ノ電も1両では全く、2両でもちょっと、4両でも厳しいときがあるほど混みます。利用が多いこと自体は良いのですが、今後どうなるのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役

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 それでは、今回も、引き続き若桜鉄道ネタをお届けしたいと思います。

 終点の若桜には、写真のような転車台があります(写真)。簡易線で、鳥取からの直通でもC12で足りたのでしょう、タンク機がちょうどのものです。

 現在若桜鉄道でもC12を圧縮空気で動態化し、DD16を補機にSL運転をする準備をしています。それには欠かせない施設、今後も大切にして欲しいですね。

 それでは、次回をお楽しみに。

引退後の余生(その2)

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 それでは、今日も引き続き若桜鉄道「隼駅」、ED301ネタをお届けします。

 写真はED301の台車です(写真)。ウイングバネペデスタル式、揺れ枕梁が台車下部を通り、国鉄の台車に近いイメージです。

 軸箱も、2か所支持が無いと固定出来ません。そこでこれは軸箱の左右にウイングバネが入ります。この設計は各種あり、車両会社と鉄道会社のの設計思想の現れる場所です。

 それでは、次回をお楽しみに。