それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。
写真は、601の台車(写真)。軸箱支持は軸バネペデスタル式ですが、台車そのものは揺れ枕が台車枠の下側を渡る、かなり古いミンデン式のようです。しかも台車枠との間には重ね板バネが入り、高さが確保出来ないのは分かりますが、かなりクラシックな設計の台車と思われます。旧式車の足回りの再利用とも思われます。
「究極の台車」というものが無いために、色々な形を試行錯誤しています。平成に入りボルスタレス台車がそうなりつつありましたが、現在は古い設計が復活しており、やはり究極では無かったのでしょう。車両設計者を悩ませます。
それでは、次回をお楽しみに。