それでは、今回も引き続き山陽地区の保存車両を見ていきたいと思います。
写真は岡山県、笠岡から内陸に入った新山駅跡に設置された「井笠鉄道記念館」に保存される、井笠1(写真)。ドイツ・コッペル製のタンク機とのことです。
小型の輸入タンクSL、載っているのは小型の転車台の上です。当時国産では、これだけの軽量には設計出来ず、他の場所で保存されている井笠のSLは、あまり活躍出来なかったようです。
キャブ(写真)。夜間閉鎖出来るからか、水面系のガラスも割れず、状態はそこそこで維持されているようです。
ただ、オープン式のキャブなのは、ドイツ人にとっても日本は南国の楽園と思われているようで、実際とは異なります。
それでは、次回をお楽しみに。