Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

電車形

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 それでは、今日は、JR東日本の新型(とはいっても随分時間が経っていますが)気動車をお届けしたいと思います。

 キハ110タイプ気動車を、各地に配置し、非電化ローカルの体質改善を行ってきた、JR東日本。更に、旧式車一掃のために、地方線区用のキハE120、そして近郊線区用のキハE130、131、132を次々落成させ、遂に久留里線の旧式車を一掃すべく導入したのが、キハE130 100番代でした(写真、103)。単行運転も、連結運転も可能、久留里線の最大運用3両にも対応していると思われ、またワンマン運転にも対応しています。キハ30の現代風解釈であり、またエンジンの環境対応などの取り組みがあり、いわゆる「クリーンディーゼル」を搭載しています。

 連結器は密連で、従来型気動車との連結は考えられておらず、その下には電連があり、DIMSにも対応しているものと思われます。

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 同車の運転台(写真)。左手ワンハンドルマスコン、電車と操作はほぼ同じのようです。右手用ダミーハンドルもあります(2ハンドルの癖で、ブレーキ時に本能的に右を引いてしまう運転士は、まだ多いようです)。

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 車内(写真)。3ドアで、2ドアセミクロスのキハE120とは異なります。まだ車端のドアは運転室寄りで、運転士が料金収受をできるようになっています。

 ロングシートの構造は、209系以降のJR東日本の電車とほぼ同じで、区切りのスタンションポールのある、簡易な構造のシートとなっています。本当に、電車形です。

 それでは、次回をお楽しみに。