Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

Sleepy#1

f:id:seichiro0:20161122202818j:plain

 それでは、今回から数回にわたり寝台車の寝台構造をお届けしたいと思います。

 先ずは、順当に、「鉄道博物館」の、ナハネフ22 1です(写真)。「走るホテル」「初代ブルートレイン」20系客車編成を寝台専用列車とすべく、緩急車に製造された1両、永く大船工場、鎌倉車両センター(現在工場部門は廃止)にて、大切に保存された1両です。

 分かっていれば行列し、車内見学をしたのですが、気づいたときには既に遅く、公開が終了していました。

f:id:seichiro0:20161122202835j:plain

 寝台を、昼の姿から夜の姿に変換させる様子(写真)。中段は、金具を片側2か所外し、セットします。全寝台手動で切り替えられていました。14系、24系24形では自動化がなされていましたが、程なく2段化され、遺構のみ残っていました。

f:id:seichiro0:20161122202856j:plain

 そして、夜の姿(写真)。カーテンを張り、外の視界を遮ります。窓には、固定式の梯子が掛かっています。

 私が寝台を使用する頃には既に20系はほぼ引退、物心ついてからは利用経験がありません。残念でした。

 それでは、次回をお楽しみに。