Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

トラムの日#22

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 それでは、今回は広電本社イベント、最終回です。

 写真は、変電所の、トランス(写真)。巨大な変圧器です。奥には、整流器があるのでしょうか。

 電力は、電車の動力源です。安定供給が、安定運行に繋がります。大切な、施設です。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#21

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 それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。

 写真は、元神戸市電573を改造した、運転シミュレーター(写真)。「電車講習所」の、主要な施設、イベント時に一般公開で、来客が操作体験をしていました。

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 その、運転台(写真)。これを操作して、運転、ワンマン操作などを確認します。

 やはり、本物でしか体験出来ないものがあります。コンピューターでは限界があります。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#20

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 それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントからお届けします。

 写真は、電車のマスコン(マスターコントローラー)(写真)。ここで操作して主制御器を遠隔操作し、電車の加速をします。

 路面電車の電圧と構造では、直接マスコンで切り替える「直接式」であることもありますが、おそらくこれは「間接式」と思われます。国産ですが、メーカーは失念しました。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#19

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 それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。

 写真は、3103Aの、台車(写真)。元西鉄北九州線車両、日立の部品が多数使用されます。軸箱支持はウイングバネペデスタル式、ボルスタ台車ですが、ボルスタアンカが目立つように設置されていません。日立製作所KL-13形、そのM台車形です。

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 これも同じ日立製作所KL-13ですが、連接部分に用いられるT台車です(写真)。基本は同じですが、やはりボルスタアンカはありません。双方とも中間にブレーキシリンダーが装備されます。

 これは、注目すべき逸品です。日立の自社設計の台車らしく、あまりお目にかからない形です。狭い空間に、合理的に配置されます。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#18

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 それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。

 写真は、元京都市電1901の台車(写真)。住友金属FS65Aです。軸箱守、枕バネはコイルバネです。

 FS65では弾性車輪が使用されていたとのことですが、同形は止め、通常の車輪となっています。そして、それを使用した車両がワンマン化改造され、その大半が広電に大量移籍、現在に至ります。運も、あるようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#17

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 それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントをお届けします。

 写真は、国産LRTである「グリーンムーバ-・マックス」、5100形5105Aの、付随台車(写真)。モーターは無く、重量を支えるコイルバネの枕バネが見えています。

 LRTが導入されるまでは、岐阜市内線のモ800形のような車両しかありませんでした。導入するまでは、どんな構造か謎だったようですが、種を明かせば「なーんだ」という構造です。「車軸」にこだわりすぎては、いけません。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#16

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 それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。

 写真は、801の台車(写真)。陽刻で「FS83」と出ていますが、これは住友金属FS83という意味と思われます。ボルスタ台車、ボルスタアンカと、アンチローリングのためのゴムブッシュが見えています。軸箱は前後に積層ゴムが入り、台車の中で向きが多少変えられるようです。コキ106の台車と形が似ています。

 路面電車は急屈曲があり、通常の台車では曲がれない区間もあるのでしょう、自己操舵台車のような形になっています。技術の進化の過程です。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#15

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 それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。

 これは広電オリジナル車両でしょうか、352の台車(写真)。日本車輛製台車の、NS-11で、軸箱守の軸箱支持に、枕バネはコイルバネで、少々古いですが、宮島線直通も考えられた、高速対応の台車とされます。直通は他の系列となりましたが、設計に大きな影響を与えたものと思われます。

 宮島線も、己斐から先は鉄道線で、ホームも鉄道用と軌道用と両方ありましたが、現在鉄道車両は無く、軌道線車両のみとなっています。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#14

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 それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。

 写真は、元京都市電、1906の、台車(写真)。住友金属FS65Aで、軸箱は軸箱守、枕バネはコイルバネで、下から支える形になっています。路面用で、排障器も装備されます。

 広電は外国の電車もあり、国内も市電を全廃した都市から多数譲り受けており、飽きません。興味深いです。

 それでは、次回をお楽しみに。

トラムの日#13

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 それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。

 写真は、大正期の2軸単車を復元した、101(写真)。木材を多用した、レトロな車両です。足回りは2軸、恐らくブリル台車の再利用で、これは本物と思われます。

 初期の電車は、こんな感じで、これが長大編成になるとか、増して時速300キロを上回るとか、全く考えられていませんでした。技術の進歩は、めざましいものです。

 それでは、次回をお楽しみに。