Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

一部併用#3

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 それでは、今回も引き続き、京阪電鉄錦織のイベントからお届けします。

 写真は、707の、制御装置の抵抗体(写真)。同系は、抵抗制御では無く界磁位相制御とされますが、あくまで抵抗制御の発展形、抵抗を使用します。

 在来の抵抗制御車と併結の必要がある大手鉄道会社で好まれる制御方式ですが、京阪では大津地区の架線電圧昇圧が予定されていたこともあり、それに対応した制御方式として選択されたようです。

 しかし、京阪700系は製造に当たり、かなり複雑な経緯を辿っているようです。それだけしっかりした車体を造っていた、ということでもありますが。

 それでは、次回をお楽しみに。

一部併用#2

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 それでは、今回も引き続き京阪電鉄錦織車庫イベントからお届けします。

 写真は、707の、台車(写真)。住友金属(現「新日鐵住金」)製FS503で、軸箱支持は軸バネペデスタル式、ボルスタ台車です。ボルスタアンカが目立っています。

 かつては京津線などで、安全地帯から鉄道線車両へのステップを設け、乗降していた時代もありましたが、福井鉄道でも無くなり、今は見られません。乗降も、今は楽になりました。

 それでは、次回をお楽しみに。

一部併用#1

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 それでは、今回から京阪電鉄錦織車庫のイベント「大津線感謝祭」からお届けします。

 写真は京阪700形707他(写真)。新しい京阪塗色を纏います。

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 運転台(写真)。速度計に圧力計と電流計、標準的な計器ですが、電圧計はありません。

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 その横は、非常通信装置各種で、電話形2つに、デジタル式があるようです。

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 助士席側には、自動放送装置があります(写真)。ハンドブレーキは、見えません。

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 客室車内(写真)。古い客室はあまり記憶にありませんが、リニューアルされたのでしょう。本線リニューアル車に準じているようです。

 現在は専用軌道の増えた大津線ですが、まだ浜大津付近など併用軌道もあり、4連が道路を走る様子は圧巻です。機会があれば、どうぞ。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#7

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 それでは、今回は北神急行谷上のイベント最終回です。

 写真は、電車のVVVF交換と同時に交換される、主電動機、モーターです(写真)。JR東日本の新系列電車のモーター同様に、密閉式にして長期間メンテナンスフリーとなるモーターです。

 今時は何処の鉄道会社も、省エネ・コスト削減・メンテナンスフリーが進み、本当に整備の手間が掛からなくなりました。逆に言うと、少しでもトラブルがあれば即交換、即廃棄で、寿命も半分、13年電車も増えています。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#6

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 それでは、今回も引き続き北神急行谷上のイベントからお届けします。

 写真は、取り外された、7602の古いVVVFインバータ(写真)。外観は傷んでいる様子には見えませんが、半導体の劣化、及び新しいモーターとのマッチングか、交換されます。

 VVVFは、夢の駆動方式で、省エネもバッチリですが、こんな短期間に交換が必要なのは問題でしょうが、それが半導体の限界なのかも知れません。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#5

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 それでは、今回も引き続き、北神急行谷上のイベントからお届けします。

 今回は、制御装置更新が進む7000系7602の、新しいVVVFインバータ(写真)。モーター共々更新となり、メンテナンスフリーが進むのでしょう。

 多くの鉄道会社で、登場後十数年になるVVVF車の、制御装置更新が進みます。しかし、それ以前の制御装置の電車は日々の修繕だけなのに、新しいはずのVVVF車が更新なのは、何か納得がいきません。高電圧用半導体の、寿命なのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#4

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 それでは、今回も引き続き北神急行谷上からお届けします。

 写真は電車の顔出しの内側に設置された、運転装置(写真)。記念撮影用の制帽が用意され、被って撮影が出来たようです。

 計器は少ない感じを受けますが、速度計の外側にはATC速度信号もあり、更新で交換され、余剰となった運転台インパネと考えることも出来ます。まさか、新造はしないでしょう。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#3

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 それでは、今回も引き続き北神急行谷上のイベントからお届けします。

 写真は、7000系に使用される、下枠交差形パンタグラフ(写真)。東洋電機製で、編成に4基装備されます。

 今でこそシングルアームパンタグラフも当たり前ですが、平成初めにはまだ珍しく、菱形が多数を占めていました。短期間で、一気に置き換わりました。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#2

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 それでは、今回も引き続き、北神急行谷上のイベントからお届けします。

 写真は、見ただけでは分かりにくいですが、古い電車のインパネです(写真)。向きが逆で、上が手前で、下が上になっています。後付けのシステムが、手前になる上部に追加されているのが分かります。

 北神急行の開業時期から考えて、こんな計器を実車が使っていたことは考えられませんが、神戸市営地下鉄の訓練用か何かで、使用していたものと思われます。しかしリニューアル改造で不要となっており、それがここにあるのでしょうか。真実は分かりません。

 それでは、次回をお楽しみに。

乗り入れ#1

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 それでは、今回からは、北神急行電鉄谷上のイベントからお届けしたいと思います。

 写真は、親会社である阪急電鉄神戸線西宮北口で使用されていた、ダイヤモンドクロス(写真)。直角で交わるものです。

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 出自(写真)。阪急神戸線が37kgレールから50kgレールになったときから、今津線の直角交差を廃止した昭和50年代まで使用されたもので、廃止してから間もなく、系列の同社施設に移設されたとのこと。納得です。

 阪急系列では余裕がある同施設、いろいろなものが展示されます。それは、次回以降で。

 それでは、次回をお楽しみに。