Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

比較

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 それでは、今回は、JR東日本豊田車両センターのイベントからお届けします。

 今回の写真は、シングルアームパンタグラフ2題、左がPS35C、右がPS33Dです(写真)。PS35Cが主に201系、PS33Dが主にE233系で使用されています。いずれも、豊田には縁の深い車輌で、見本も展示出来ます。

 番号の大きな部品が、旧式車に使用されるのは不思議ですが、201系は既存の菱形パンタグラフを交換したことから、こうなっているようです。小断面も影響しているのか。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#7

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 それでは、今回は、大井川鐵道新金谷のイベント最終回です。

 写真は、「いずも」の後、1275です(写真)。これも、旧式なタンク機、入換機であったところ引退し、ここにあるようです。

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 足回り(写真)。これも0C0の、「シックスホイール・カップルド」です。昔は前後の従輪が無かったようですが、重量化、巨大化で、つくようになったのでしょう。

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 キャブ(写真)。これも右側機関士と思われます。水面計が2つとも健在で、流石屋内保存であると思います。

 大井川鐵道というとSLが有名ですが、それ以外にも間もなく運用を終えるE10形や、注目すべき旧式電車もあり、目が離せません。機会があれば、また行きたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#6

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 それでは、今回も引き続き、大井川鐵道新金谷からお届けします。

 写真は、一畑1、「いずも」です(写真)。後に入換機となりその後引退、大井川にやって来ました。

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 足回り(写真)。0C0の「シックスホイール・カップルド」です。

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 キャブ(写真)。ボイラ右側に加減弁があり、こちら側が機関士席です。

 小型入換機は早期にディーゼル等の内燃動車に置き換えが進んだことから、あまり現存が無く、貴重ではあります。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#5

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 それでは、今回も引き続き、大井川鐵道新金谷のイベントからお届けしたいと思います。

 写真は、電気機関車E10形E102(写真)。昔からの電機です。

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 台車(写真)。これもE101と同じ時代、同じ三菱製なので、同じですが、ウイングバネペデスタル式でもあり、イコライザー台車の発展形でもあります。

 「究極の台車」が無いために、いろいろな技術が百花繚乱な、台車。まだまだ、改良の余地があります。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#4

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 それでは、今回も引き続き、大井川鐵道新金谷のイベントからお届けします。

 写真は、休車中の、C12 164です(写真)。しかし回転部は潤滑がよく、自力では無理ですが走行は可能です。軸配置は後が1軸少ない1C1、プレーリーです。

 結局現在の4両体制で営業が十分なことから、復活させる必要が今のところは無いということでしょう。将来には、含みがあります。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#3

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 それでは、今回も引き続き、大井川鐵道のイベントからお届けします。

 今回は、E10形E101(写真)。永く大井川鐵道で活躍する1両です。

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 その、動台車です(写真)。秩父鉄道デキ100形等と似た形の台車、まるでウイングバネペデスタル式のような軸箱支持をしています。イコライザー台車の発展型と見ることもできますし、独立懸架でもあります。

 西武から来たE30形が次々竣工し、今後が微妙となってきた同形。今後は、注目です。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#2

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 それでは、今回も引き続き、大井川鐵道新金谷のイベントからお届けします。

 写真は、C11 227です(写真)。量産された傑作機、動態復活した仲間も多数、一時は大井川でも3両体制でした。軸配置はアンチパシフィック、1C2はC10と同じです。動輪もスポーク動輪、水かきつきまで同じ、ヨーロピアンスタイルです。

 同形が多いですが、製作時期でこれもスタイルが異なり、戦争の影響をD51同様に受けています。比較出来るほど資料はありませんが。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役です#1

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 それでは、今回からは、大井川鐵道のイベントからお届けしたいと思います。

 写真は、同形で現存唯一となる、C10 8です(写真)。程なくC11が量産されるようになったため、生産数も少なく、産業遺産という発想の無い時代、保存は考えられなかったのでしょう。

 C11同様足回りはアンチパシフィック、1C2の軸配置です。動輪はスポーク動輪で、ボックス形ではありません。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#10

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 それでは、今回は、京阪電鉄寝屋川の最終回です。

 今回は、2200系2371の台車です(写真)。今までの「エコノミカル」とも異なり、コキ100系列の台車に心なしか似ています。同系T台車の製造は住友金属(現「新日鉄住金」)とのこと、いろいろな形が見られます。

 しかし、新車の登場で勢力は半減、今一度注目の必要があるのか。残された時間は、あまりありません。

 それでは、次回をお楽しみに。

軌道から鉄道へ#9

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 それでは、今回も引き続き、京阪電鉄寝屋川のイベントからお届けします。

 写真は、2200系、2353の台車(写真)。これもM台車か、いわゆる「エコノミカル台車」のスタイルです。昨日のものとは、ボルスタアンカの向きは反対です。車輪より小さい台車枠は、注目です。

 この車輌の元となった2000系は、後に2600系という形で生まれ変わりますが、これらの台車の一部は、技術発展の生き証人として、保存されているとのこと。確かに、それだけの価値はあります。

 それでは、次回をお楽しみに。