それでは、今回も引き続き、京阪電鉄錦織のイベントからお届けします。
写真は、707の、制御装置の抵抗体(写真)。同系は、抵抗制御では無く界磁位相制御とされますが、あくまで抵抗制御の発展形、抵抗を使用します。
在来の抵抗制御車と併結の必要がある大手鉄道会社で好まれる制御方式ですが、京阪では大津地区の架線電圧昇圧が予定されていたこともあり、それに対応した制御方式として選択されたようです。
しかし、京阪700系は製造に当たり、かなり複雑な経緯を辿っているようです。それだけしっかりした車体を造っていた、ということでもありますが。
それでは、次回をお楽しみに。