それでは、今回も引き続き金沢総合車両所松任本所のイベントからお届けします。
写真は、MT54(写真)。言わずと知れた、国鉄時代の電車用標準型主電動機、出力は120kwで、中勾配区間をMT比1:1で登ることが出来る性能があります。北陸でも、415系(113系改造車)、473~457系、485・489系他、国鉄形電車は基本これです。国鉄末期まで抵抗制御を卒業出来なかったのでした。
直流直巻電動機120kwは、交流誘導電動機220kwとほぼ同サイズ、出力当たりの重量(パワーウェイトレシオ)が如何に低かったかを物語ります。それだけ。技術は進展しました。
それでは、次回をお楽しみに。