Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

四国のような#5

 それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。

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 写真は、駆動用の、ディーゼルエンジン(写真)。新潟鐵工所、現「新潟トランシス」製のエンジン、形式名はDMF13HZ、排気量13リットルの横型6気筒過給器・インタークーラー装備のエンジンです。車なら「インタークーラーターボ」ですが、鉄道用ではこのような表記となります。

 気動車用のエンジンは、この後環境対応型のエンジンへと発展していくわけですが、機関車用はDD13のDMF31Sから、DE10後期のDML61ZBまで発展したものの、変速機、特にトルクコンバーターの発展が無く、結果現在ディーゼル機関車は電気式が主流です。国鉄時代は、DE50用の巨大エンジンDMP81Z(81リットルV16インタークーラーターボ、2000PS)の2台積みで大型トルクコンバーターを入れた、モンスターのようなディーゼル機関車も考えられていたようですが、電化の進展で開発も中止され、夢物語となっています。

 それでは、次回をお楽しみに。