それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。
写真は、リフティングに使用されるキハ2302の動台車、NP128Dです(写真)。ボルスタレス台車、ダイレクトボディーマウント式の台車で、新潟トランシスの軽快気動車と同様の構造です。気動車では、よく見かける形です。
これでも台車の強度は十分で、車体が軽くなっているのもありますが、十分なものです。バネ下重量軽減には資する形です。
向きを変えて(写真)。継手はカバーに覆われ細かく見えませんが、この部分にエンジン及び変速機からのプロペラシャフトが繋がれ、ここで車軸を通じ車輪に動力が伝えられます。
ただ、この台車構造を旧東欧の技術者が見たら、きっと「これで壊れないのか?」と真顔で聞くでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。