Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

四国のような#2

 それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地のイベントからお届けします。

f:id:seichiro0:20200916222325j:plain

 写真は、新しい気動車、5002(写真)。単行も可能な気動車、ブレーキが電気指令式かどうかでも、通常繋げる相手が決まっています。勿論、非常時は別ですが。

f:id:seichiro0:20200916222426j:plain

 その、台車(写真)。ヨーダンパの無いボルスタレス台車、軸箱支持は積層ゴム式、JRが新製した一般形気動車と、ほぼ同じと思われます。ヨーダンパの有無は、鉄道会社の考え方次第です。

 関東鉄道常総線は電化しないのか、という話ですが、常磐線の電化が遅れたのも、TXが守谷から交流なのも、全てつくばの地磁気研究所が原因で、強力な直流電力があると計測が狂うので、交流電化なのです。そのため、常総線を電化するなら交流電化しか選択肢が無く、やはり交流電車は製作コストが高いので、結果気動車となっています。瀬戸大橋開業前の四国のようで、まさに「気動車王国」、これは当分揺るぎそうにありません。

 それでは、次回をお楽しみに。