それでは、今回も引き続き「くりでんミュージアム」からお届けします。
写真は、KD952(写真)。「栗原電気鉄道」が、第三セクター「くりはら田園鉄道」となり、電化を廃止し内燃化したときの主力車輌、KD950形3両のうちの1両です。
まだ車齢は浅く、海外売却もあり得ると思われましたが、結局そのままで、他の2両は場内移動可能な動態保存になっています。
車内(写真)。営業当時のままで、2ドアセミクロスシート、床と座席背面に木の板を張っており、上質な仕上がりです。
運転台脇(写真)。ワンマン運転が可能な装備、料金箱と、LED式運賃表示器が装備されます。
運転台(写真)。まだ新しい、軽快気動車のインパネそのままです。
出来れば営業を続けたかったのでしょうが、基金も枯渇し、それは叶いませんでした。残念です。若柳駅構内を横断する道路も出来、復活は出来ません。残念。
それでは、次回をお楽しみに。