Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

貴重なイベント#3

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 それでは、今回は、名鉄のイベント関連をお届けします。

 3つ目が、メイン会場で、可児市内の「名鉄資料館」です。「日本ライン今渡」から歩くこと20分以上、夏の時期で、大変でした。他の会場を捨て車か、あるいは駅からタクシーが快適です。

 資料館には貴重な資料が並びますが、先ずは外から。おそらく高速形パノラマカー7500系用の台車、住金(住友金属、現在の「新日鉄住金」)FS355Aです(写真)。奥にも台車は並びますが、写真と記録がきちんとしておらず、掲載を断念しました。

 揺れ枕梁が台車上を渡り、心皿の無い、車体側の空気バネのダイレクトマウント構造が特徴、高速車両用のものです。ボルスタレス台車のボディーマウントの原形のようです。

 私鉄で、台車を見て、「FS~」と書かれていれば、間違いなく住友金属の台車です。戦前以来の鉄道用台車の名門、時代に適した台車を現在も製造しています。

 それでは、次回をお楽しみに。